エアオールスター、または、笑顔の行方
さる5/11が、V.LEAGUE機構のいうところの「エアオールスター」の投稿締切だった。なんかいろいろ思うところがあったし、準備は全く間に合わなかったのだが、最小限の規模で、ついったーで票を投じてみた。「ポジションはVリーグ機構に登録された第1ポジションとさせていただきます。」を満たしているのか、よーわからんけどね。
投票したついーとは下記の通り。なんかやらかしてそうですね。はい。
リベロ
— で ぐ ち き り (@dhalmel) 2020年5月11日
①サフィルヴァ北海道
②神園時
③初のVリーグという舞台をしっかりまっとうして更にそこに多くの表現を見ることが出来て、来季に向けて楽しみを広げてくれた感。オールスターのような舞台では普段以上に力を出しそう。来季は同期対決も楽しみ。 #Vエアオールスター pic.twitter.com/TKsP4iOHvk
アウトサイドヒッター
— で ぐ ち き り (@dhalmel) 2020年5月11日
①ヴォレアス北海道
②佐々木博秋
③プレイに艶と味を感じる。舞台が大きいほど、本人もだし周りも輝きそう。やっぱりどう戦うかは見たかったんだがね。チャレンジマッチにしろオールスターにしろ。
語彙不足ご容赦乃至は語彙不要。 #Vエアオールスター pic.twitter.com/9ac2x5jfME
セッター
— で ぐ ち き り (@dhalmel) 2020年5月11日
①つくばユナイテッドSun GAIA
②浜崎勇矢
③背と鼻と打点の高いセッター(あれ)。難しいシーズンをキャプテンとして全うした。去年のオールスターでアタッカーを引き立てるプレイが忘れられずに。たとえばあのブロード(文字数 #Vエアオールスター pic.twitter.com/2rZEHaSM0C
ミドルブロッカー
— で ぐ ち き り (@dhalmel) 2020年5月11日
①埼玉アザレア
②小島大輝
③(承前)そのブロード。いい意味でいやらしく流麗なプレイに気がつくと惹かれている。
#Vエアオールスター pic.twitter.com/EqcKspRy7l
オポジット
— で ぐ ち き り (@dhalmel) 2020年5月11日
①つくばユナイテッドSun GAIA
②奥村航
③(承前前)そのブロード。(承前)枠連3-3。「Vリーグ機構に登録された第1ポジション」が不明なのでこの票は無効に行ってしまうかもしれないが、今季のOPたのしかったのだ。まだみたいー(じたばた)おつかれさまありがとう #Vエアオールスター pic.twitter.com/niI2wpDpa7
実は枠連3-3(意味がわからない。そしてなんとなく大外から差してくるイメージ。ところで有馬記念どんなことになるんでしょうね。三密に配慮しつつお客さん入れてできるんでしょうかね)と書きたかった、という感じ。そして、この5人で構図考えて絵を描きたくてたまらんなってる。
それにしても。
きょねん、実際にオールスター見て(上記のうちふたりは現場にいた。わたしも現場にいた)思ったことがあったのだが、どさくさに紛れて書ききれずにいたことがある。
オールスターって、何を、どう、求める場所なんかな、ということである。
オールスターには、ファン投票で選出される選手と、リーグの推薦で選出される選手がいる。その場で求められていることは、どうしても、日頃のご愛顧に感謝、的な、サービス精神を発揮する部分に寄ってしまっているのだろう、と、去年報道の立場で其処にいて(と言いつつ、前半部分では私情をたっぷりはさみつつ愉しんで)思ったところであった。かなり選手に一任されたところもあったようで、ちょっと激しい会見にもなっちゃったなと振り返るが、それはそれ。
オールスター、リーグでのそのプレイの一端を、普段あまり見られない(例えばV1を見る方々にV2の選手の)姿を見て愛でるきっかけになるというような視点がくっきり写ってくるような設定があったら、それはそれで良かったのかもしれないなと思うところはある。そういった意味で(実は、去年の、あるいはDAZNで見た一昨年の女子V2では見られた感覚があるし、目に留まってた選手がいたなあと思うんだが)、是非いちど選ばれて衆目の及ぶところになってほしかった選手はいるなあと思った。ちょうど上記の5人に加えるとすればOHになるんだろうし*1、そのひとを追記するとまた緑色が増えちゃうのではあるが、いちど、オールスターで見られたら良かったなあという気持ちは、その発表のあとでさらにつのってきたので、ここに記すものとする。何かパフォーマンスをーと振られたら、そうじゃねー、ってなりそうな感じは、せんではないんだけどね。
「やっぱり小針ええよなー」と言いながら見るオールスター、というのは、いちど味わってみたかった気がしている。図らずもご本人のついーとで
別に推してるわけではないけど気になる選手になりたい
— 小針幸 (@kobari_kou) 2019年12月9日
というのを拝見したことがあって、そのとき、頷きすぎて首がもげそうになったし響いた、ということを餞のようにして書いておきたいと思ったのであった。え、餞になるのだろうか。なったらいいな。うーむ(そもそもほんちゃん*2の5人のうちのOH枠がそうならなかった理由はあるのだが、それは、たぶん当局が考える方向のオールスターに迎合したのかもしれないなと思っているし、そちらはそちらでそういう方面のオールスターで見たいと思っている。どうしてもあのチームとオールスターが噛み合わない感覚はあるんだが、そのへんにしておこう)。
…というような感じで。
最近絵を描きながらも思うのだが、過去に見たもの、それを残した写真、いずれも、今の時点では、「思い出」でしかないのだろう、と。ここから先の、次のリーグが開催されるか否か、以前に、競技が、お客さんを入れない状態でさえ、ちゃんとできるのかどうかという不安が、消えないのである。それはおそらく、現時点で当局にも答えの出ない問題なのだろうと想像される。答えが出ないからこそ、過去の試合を回帰したり、笑顔とかいう、実際のプレイとは別の次元に希望を見出したり、そういうことしかできないのだろうなと思っている。このシーズンを区切りにする選手以上に、これから現役を続ける、あるいはチームを牽引するひとたちにとっての「今後」のほうが、もしかすると茨の道なのかもしれないと最近とみに感じている。
だからどうだと云われたら、どうにもならんのだが。わたし自身、見る人として、軌道修正が要るのかもしれないな、そう思いながらも。
個人的には、なかなか笑顔を撮れないといわれているそのひとの、満面の笑顔をいろいろ撮れて嬉しかったというのはある。これからもどこかでお元気でと。