/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

10年経過、あるいは半年ぶりの

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

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旭川駅から大雪アリーナへ向かうとき、橋は歩いてたいせつに渡る

先週、皇后杯天皇杯の取材で、土日2日続けて東海アリーナにお邪魔していた。このブログはしばらく(半年空くのはたぶん初めてだ)更新が出来ずにいたのだが、その間に誕生した女子のアルテミス北海道も取材した。アルテミス北海道はとても魅力的なチームだが、誕生してこのかた、まだ、観客を入れての試合が出来ていない。1日も早く、実現すればいいのだが(皇后杯いらっしゃるかたが最初になるのかな)。

その先週、ふと思い出したのだが、わたくし、東京から、生まれた札幌に戻って、今月でちょうど10年になっていたのだ。10年前といえば、関東大学1部(だけじゃない、2部も3部も場合によっては4部も)を勢いよく見ていたので、札幌で今みたいにバレーを見られなくなったら、何をどう楽しめばいいのだろうか、ということを、割と真面目に考え込んでいた。北海道でもバレーボールが見られるきっかけを、こちらの方がいっぱい教えてくださって、いろいろなカテゴリでバレーボールを楽しむきっかけを作ることが出来て、そこから現在に至るのだが、まさか、道内で体がいくつも欲しいという状況に、Vリーグの主戦場で直面することになるとは、夢にも思わなかった。

きょうは旭川、明日は苫小牧、と、旅の人みたいになることにしたのだ。きょうは、朝早くJRで旭川に向かったものの、対向電車の事故に伴い、深川駅の手前の踏切のあたりで2時間以上足止めになって到着が遅れ、第1試合が見られなかった、という、よきせぬしょっきんぐなことがあったんだが、なんとか第2試合は見ることが出来た。今季ヴォレアスに加わったハマショーは、10年前の秋、千々木主将の中大優勝を最終戦で阻んだ国士舘の中心選手であった。というようなことを、試合が終わって会見が終わって突然思い出したりしてた。

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なお、今季はV2のチームが多すぎるのと、北海道でのホームゲームがかなりいっぱいあるのと、リーグ中に本場所が3回あるのとで(ぇ)、わたしの予定はけっこう怪しげである。バレー見られなくなったら何を楽しみに、というのが、9年経った去年のコロナ禍の中で顕在化し、開催していてテレビで見られる大相撲を見る楽しみが、40年来潜伏している意識の中で呼び起こされて、中央競馬の新潟と並んでひとつだけ未踏の地であった「九州場所に行く」というのを急に叶えたくなってしまったのである。初めて「贔屓にしている力士が関取になる」というのを目の当たりにして、しかもその初陣が九州で、という状況に至り(ついでに新潟県出身だ)。ことしは絵を描いて描いた絵をコンペティションに出すという初めての経験もあったし。

まあいろいろあるが元気でいる。明日は苫小牧である。苫小牧開催なのにげんちゃんさんが監督として凱旋できないのは大いに不満の残るところではあるが(というか年内サンガイアが見られないというのと、カピオもこちらのホームとかぶるというのとで、かなりさんがいあーとしては難しいシーズンなのだが、今季のサンガイアはとても気になる)、それはそれとして行ってくる。

結局変わっているんだか、変わっていないんだか。北海道には慣れてきたけど、まだ慣れない。そんな10年だったのかもしれない。