/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

近況とお知らせ

Vリーグ界隈においては、2021-22シーズンの公式戦日程がもろもろ終了し、いまは2022-23シーズンへ向けて、それぞれのチームの「区切り」が進んでいる状況であると認識しています。このシーズンの区切りは、わたくし自身にとっても区切りであったため、それをきちんと表現しなければと思いつつ、上手く言えないやでここまで来てしまいました。それを世の中では中途半端というのかもしれないし、中途半端なままにしておいていいわけではないことはいっぱいあるので、筋道立ててちゃんと書けないことを含め、このエントリに書くものとします。

2021-22シーズンをもちまして、10年以上、ほそぼそと続けておりました、バレーボール記事を書くという役割に、区切りをつけるものといたしました。おそらく、現場の取材ということでいうと、3月の深川が一区切りということになるのかと思います。

(今季の終わりに発表されたもろもろの事案とは、直接の関係はありません)

理由はいくつかありますが、それらは微妙に1つのところで結びついているのかもしれません。

わたくし、主に近年はV2(V3)男子およびその近隣をメインフィールドとしておりました。このカテゴリは映す方向性によって、様々な見え方をします。見て、書くものとして、できるだけ(個人のすることですので限界はあるにせよ、姿勢として)広い視野と視点を持って対峙したいという思いを持って向かっておりました。長らく応援するチームの存在も、包み隠さずそこにありましたが、あくまでも自分がどのような立ち位置でそこで見て聞いて書くかということについては、その都度その都度弁えて動こうとしていたつもりではあります。地元に限らず、できるだけ多くの場所で多くの試合を見たいと思って動いていたのは、純粋に試合を見たいというのはもちろん、その場所その場所で感じられるその場の持つものを感じたくもあったからです。

数年前から、遠くへ行って、行ったあとの体力の維持に限界が感じられるようになりました。地元でみられるものがかなり増えたこともあり、主に飛行機を使った移動を伴う行動について、厳選を考え始めました。無茶納めとしては「留萌に行ってから学連対抗」というのがあったなあなどと…というのはともかく「その場に赴くことでではなく出来ること」についてじわじわ考えを巡らせるようになりました。その一環として、下手の横好き、的に、絵を描くようになった(ちょうど、2018年頃、こちらで大きな地震があった頃だったと思います)のですが、前後してコロナ禍に伴い、そもそも出かけることも、出かける先もなくなった、という時期を迎えました(出かけずに愉しめることを模索し、前々からほそぼそとみていたものを愉しんだらハマった、の件につきましては、ここでの言及は控えますが、ついったーなど見たら一目瞭然だと思われます)。

2020-21シーズン開始前から、リモート開催で取材が可能な箇所もありましたので、主に地元での試合やイベントを中心に、ほそぼそと現場に赴かせていただき、その場の状況を捉えて伝えることに努めておりましたが、こと最近は、自分の中での視点の幅がだんだん狭くなってきたこと、それを素材として書くには微妙な感覚にあることが、文章やしゃしんに現れて来たと感じることが増えました。

更に、記事を書くことと、徐々にフィールドが広がってきた絵を描くこととで、自分の遣える時間の配分に苦慮し始めておりました。それぞれに注ぎたい力があれど、どちらも中途半端になるのはそれでいいのかなという気持ちはつよくありました。V2(すでにV3はカバーしきれず)のチーム数は15におよび、地元に来るチームを追うだけでは全数をカバー出来ない(そもそも開幕戦の日に旭川に行く特急が遅れて早速初ゼルバ頓挫した)うえに、地元で見るV2だけがV2の景色ではないことを意識していながら、なんとなしに落ち着かない気持ちになったりもしておりました。

それぞれの場所でつよい気持ちと熱い願いを持ちながらそこに居合わせる方々を見ながら、オノレに「じゃあ、どんなふうに」という問いかけをしていた感があります。現場がしばらくなかったことでしゃしんの感覚が前に進まなくなってしまいましたし(それはでかかったなあ)。

しばらく道なりに、そこにいるのかいないのかわからない存在でありながら、どこからともなく見つめるものを見つめ、表現するものを表現する、しばらく、そんな暮らしをしていこうということにいたしました。

ここまで、あらゆる局面で、それぞれにお世話になった方々に感謝しております。何かしら、そのままになっていることがないか、確認しながら、整理して徐々に進んでいこうと思います。

これからまた追記があったりするのかもしれませんが、さしあたり。