V2の全体象
タイトルの誤字は意図的にである。こちらのnoteエントリにあるような内容(故事)を念頭に置きながら書き始めている。
V2界隈を眺めていると、「それか?」と思うところが多々あるのだが、正しいのかもしれないし誤っているのかもしれないし、それも視点の一部なのかもしれないなという感覚がある。
さきの週末は、こちらの記事執筆にあたっていた。
会見自体は10/2(金)にリモートでおこなわれ、アーカイブがVLEAGUE.TVにて配信されている。当日の出席は叶わず、質疑応答部分を別途記事に起こしている間に、なんかかんやと地団駄を踏んでいた。質疑応答はあくまでも必要とするひとが必要とすることを尋ねる場であり、じゃあ必要とは何であるかというのが、V2を見て考えるうえでの究極的な問いでもある。
V2とV3の全チームが一堂に会するその場所を、矮小に切り取って、2チームの合同会見みたいな見出しで影響在るところに伝える見出しとかどうよと思ったのは、そのほんの氷山の一角。どうしても斯様な場所だと、熱を持って追っている地方のメディアがつよくて、全体のバランスが伝わりにくいなあという悩みを、書きながらずっと持ち続けた。むしろ、ヴォレアス登場前のV2、V3*1というのは、本州の真ん中辺で、普段からバレーを(いろいろな角度から)見ているひとにとってのコンテンツであったという感がある。今でもあるからだ。
いっしょに同じ会見に出た、だよなあ。 https://t.co/1bnlLfvLDx
— で ぐ ち き り (@dhalmel) 2020年10月5日
前エントリで「V2の半数近くの日程が北海道開催だヒャッハー」と書いたが、これは逆に言うと、随分難しい状況じゃないかこりゃ、という感覚ではある。個人的に、というか、そのいくばくかを書いて残そうとしている者にとっては、心躍り体震える時期にはなるのだが、震えたところで、どのくらいの俯瞰が出来るんだろうなと。
これは今季の目標が出来たのかもしれないな、と思う反面、これだけ北海道開催があるにもかかわらず、北海道で見られないチームがあるらしいぞ、ということには、若干の驚きを禁じえない(一方で、えらく来道が増えたチームもあったみたいだがそれはそれとして)。
日曜日はこの記事を仕上げて公開作業を終えた足ですすきのへ向かい、急逝したサフィルヴァの油井GMのお別れ会で花を手向けた。訃報を聞いた際、突然のことでことばがなかった、から数週、ちゃんと挨拶ができて何よりであった。確かに、去年の開幕前、同じところで、出発式を迎えていたのだなあと。その場で渡邉前監督がおっしゃった「次はここで祝勝会を」という言葉は(たとえ勝っていてもコロナだったし)実現していないが、そこには歩を進めているチームがたしかに在るのだということを、ここにきて実感するに至っている。フィールドとしてはこのチームと旭川なるヴォレアスのホームゲームがメインになるのだろうが、V2の耳や鼻やお尻やしっぽ、いろいろなところが触れて、言葉にできるように、視野を広げて深みを増していければと思った次第である。
ちなみに、北海道2チーム以外のV2チームの来道予定は下記の通り。なお、11/28-29の札幌は、ヴォレアス-サフィルヴァ2連戦(女子V1と合同開催)である。
- 富士通カワサキレッドスピリッツ…3/6-7旭川
- 埼玉アザレア…12/5-6旭川、3/6-7旭川
- 大同特殊鋼レッドスター…12/5-6旭川、1/23-24札幌
- ヴィアティン三重…10/24-25旭川
- つくばユナイテッドSun GAIA…11/7-8砂川、2/20-21札幌
- 東京ヴェルディ…1/9-10鷹栖
- 兵庫デルフィーノ…11/7-8砂川、12/5-6旭川、2/20-21札幌
- 長野GaRons…10/24-25旭川
あれ、あれ…
*1:違う名前で出てたけど