『変革』のすこし前~雑に、考えを巡らせていたこと。
きょうは休業日だった。
今月までは、新型コロナウイルスの絡みで、若干シゴトバの人数を減らしながらの運用であって、わたしにも、きょうを含めてあと2日、シゴトバで割り当てられた平日休みがあるという状況である。
んだもんだから、レギュラーの通院を持っていこうとしたら、朝イチ(9:00)で、といわれたので、朝イチで行って、早々に終わった。確か、2019-20シーズンの写真集が15日に発売されている(らしい)ので、と、どこか本屋さんで覗いてみようと思ったら、9:30から営業しているところがあって、覗いてみたらあったのでちょっと見たら良さげだったので、そのまま買って帰った*1。
家に帰る途中で、サンガイアが新体制とスローガンを発表していたことを識った。手許にあって読んだ本だとか、最近内外で見るリアクションだとか、いろいろアタマをよぎった。
上が、チーム公式から出たリリース、下はそれをもとに誰かが書いてバレマガに出した記事。
2019-20シーズンを終えて、かなり多くの選手がチームを去った。選手が入れ替わっただけではない、ここでチームの中心として名前が出てくるひとも、かなり入れ替わった。実はチーム公式には新監督他チームスタッフは早めに出ていたが、主将副将人事はなかなか難航した、のか。
何度書いたか失念したが、ほんとうに2019-20シーズンのサンガイア、かなり難しいシーズンだったのだ、と、見る者の一人として勝手に思っている。連敗連勝を繰り返すツラ相撲に終始していてなかなか勢いに乗れなかったこと、選手起用や交替の(ひとやパターンの)固定化に伴って何処となくチーム全体で戦って切り拓いていくぞという感覚が薄くなってしまったこと、どこかで空中分解しかかったこと、終盤、厳戒のカピオで「せめてなんとか締めよう」という機運になりかけているところを見られたものの、最終戦が中止になってしまったこと…個々にはいろいろ思うところはあるのだが、きょう読んだ本の感想のひとつで(実はファン感謝イベントだとか、オークションなどでも感じたのだけど)、これだけV2にもあたらしいファンが出来て、注目された状況のもと、サンガイアがチームとして、あるいは特定の選手の特定の魅力を伝える*2こととして、裾野って拡げられたんだろうか、そこ、かなり弱いまま終わってしまったシーズンなんじゃないだろうか、ということを、とても感じてしまった*3。もっとうまく伝えて伝わって……というのが、チームとしての戦いの方向性と同じところにあるのか、違うところにあるのか、よく分別できていない課題として、大きく残っちゃった感覚は、どうしてもあった。さらに、そこをどう次のシーズンに向けて打開するのだろうかと考えを巡らせていたら、在籍選手の4割がその場を離れてしまうという、開いた口が塞がらない報せが追い撃ちをかけた。
誰がどうであったとか、何をどうしたらというのは、具体的にすぐ出てこない言葉ではあるのだろうが(少なくとも見ている側には)、ただ、チームもチームで何らかの閉塞感を抱いていて、どうにかしなければならないと考えていて、それを新しいチームの始まりにぶつけてきたのだろう。どうチームがチームとなっていこうとするか、ちゃんと始まるのかも実はちょっと怪しい(し、少なくとも通常のシーズンに較べて突然シーズンイン、的な要素は否めないのだろう)新しいシーズンに向けて、一歩踏み出そうとしているのだということを、しみじみ感じた新体制発表だった。
言霊にならない程度に夏を待っている。
4年前のちょうど今頃書いていた記事を読み返していた。無性に、小川さんはどんなことを考えていらっしゃるのだろう今頃、と思ったりはした。
あの節はほんとうにありがとうございました…である。甘酸っぱいというよりはほろ苦い記憶とともに。