きょうは、きょうから0年0日。
きょうは、都澤凡夫・サンガイア前理事長の命日である。あれから5年経った。
1月に生まれた先生の、そのお誕生日のお祝いを何度かしたこともあった(今はキャパがアレなのでV.LEAGUEの開催はないけれど)つくば市の桜総合体育館(以下、桜)で、その翌日に大分三好ヴァイセアドラーとの試合があって、サンガイアは魂のこもった試合でポイント3を掴み取った。
桜のエンドには、ひな壇のような木の席がある。サンガイアは、ホームゲームの折にはそこを応援席として、応援する者は熱い応援を繰り広げる。このとき、わたしはエンドのその席に陣取り、いっしょうけんめいその試合を見ていた。そういうつもりであったかはさておき、試合が終わってからそういう話になって、バレーボールマガジンにゲームレポートを書き起こした。
きのう、ひょんなきっかけで、ああその日だということを思い出した。
5年経ったのだ。
この5年の間に、このチームの、あるいは、それを取り巻く、何がどう変わったか、あるいは、変わってはいないのか、ということを、しみじみと考えた。
走馬灯のようによぎることは、このネットの向こう側を含めて、いっぱいあるのだけれど、そのときそのときが「今」であるということ、今見られるチームが「今」なのだということを、いつになく、はっきり感じる、ということなのである。
7シーズンぶりに、チームがインターン選手として大学3年生の選手を迎えたことを識った。チームの「底」はそこはかとなくあったのだろうけれど、そこから(そこ多すぎ)積み重ねて、また進んでいこうという気概を感じているのだ。どうしても、年明けの初戦、ヴォレアスとの試合を、待ち望まずにはいられないのだということを、再度。
ホームゲームはおこなわれなくなったが、桜というところは、ほんとうに様々な思い出に溢れている場所で、しゃしんの撮りにくさは特筆すべきものだが、そのなかで思い出に残るしゃしんも数しれず、なのであった。