/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

12人決まり

福澤が選ばれた。清水も選ばれているし、こりゃ東西インカレ大丈夫かつくばが破裂しないか…と思いかけて飲み込んだ。「そっち」前提にしてどうする、をい、と。

12人のメンバーに大学生が2人選ばれた、というのはかなり久々だと思う。当方の怪しい呟きはさておき、「楽しく考える男子バレー」さんのエントリーとそのコメントに引き込まれてみたりした。
ちょっと上の世代に、未成年の折から全日本に深くコミットし続けてきた越川がいるからというのもあり、どうしてもループネタになっちゃいそうなのが「大学バレーってどうよ」なんだなぁとしみじみ。
そりゃ選手によったりチームによったりするんだろうとは思いつつも、確かに福澤に関してはもうちょっと早く「その機会」があってもよかったのかもしれないなとは思う*1。確か2005年、大学に入ったばかりの年にワールドリーグに出たんだっけかと(当方が実質「復帰」しちゃったのはこの年の夏だったのだが、春のプログラムで「まだ大学のユニフォームを着ていない」福澤が表紙に起用されていて、よほどの期待度だったのだなぁと思ったり)。

最近八子を見たり冨士田を見なかったりして、同じくらいの力を持つ選手にとって、今、大学とV・プレミアリーグのチームとどちらが伸びやすい環境なのだろうかなということは考える。
そもそもV・プレミアリーグって最近高校から行く選手が減ってるなぁ(産業構造・プロパーの比率・そのあたりの各社事情も絡むのかなぁ…)とか、サマーリーグなどに出場しないチームも少なからずあり、じゃあ本番に出ない選手はいつ実戦経験を積んでいるのだろうかと思うことも…とか(このあたりはチームによってかなり差がありそうですわな)。
とはいえ、じゃあ大学では経験が積めるのかというとそうとも限らずで、特に大学以外との対戦機会は「実戦」で言うと限られるし…と。

勿論その選手の体力気力時の運とか縁とかチーム事情とかにもよるのだろうが、結果的に、2007/2008シーズンにつくばユナイテッドSun GAIAV・チャレンジリーグ)が実施した「現役大学生をインターンとしてチームに迎えて戦力化」というのは、今後いろんなことを考えるうえでのモデルケースになったのかな…とは考える。「インターン」のうちのひとりは、すっかり準プロパーみたいになっちゃっている(または助っ人外人のごとく)が…あ、たまに「おおきゅうてぃー」などと空耳モード発動しますが何か。

まぁいろいろめんどくさいのだろうが、内定選手じゃなくって、下級生の頃からちょこちょこプレミアの試合に出てくる大学生がいても面白いのかもしれないなと妄想することは…実はある。サッカーでいうところの「特別指定選手」的な仕組みについては、検討の余地があるのかも。

あ、大事なことを書くのを忘れていた(忘れるな)。
どんなメンバーであれ、見る側が向ける気持ちは変わるわけではない。願いは叶えられるように。何とぞ。

*1:今、千々木についてはそう思ってるかも