理想的な「スポーツと法人」とは…

昨日たまたまNHK-BS1の「経済最前線」という番組を見た。特集のテーマが「進むか　新しいスポーツ支援」ということで興味深く見た（途中電話があったので話半分ではあったが）。
内容としては、以下3本立て。

スポーツ選手専門の人材派遣会社

スーツ着た端正なおにーさんがカウンセラーと面談するシーンが映る。選手は、派遣社員として会社に派遣され、派遣先の会社所属選手として試合に出場する。派遣会社は選手のメディア対応やスケジュール管理を引き受ける、という形態。その後、女子サッカー選手が派遣先の会社で働くシーンも。
（追記：id:surumeno13:20051018 でも詳しく取り上げられています。バックグラウンドとか詳細はむしろこちらを参照ください〜ってぉぃ）

バスケットボールチームの資金集め

名前は出ていなかったが*1、bjリーグの大阪の話であった。当初このチームは大口のスポンサーを募ったが不調に終わり、作戦を切り替えて「企業が一試合ごとにスポンサーになれる」しくみを考案して営業に励んでいる、という内容。

障害者スポーツ選手専門の人材派遣会社も

パラリンピックに出場した選手がこのシステムで勤務しているという内容。

なんとなくクリップ。1件目のとはちょっと違うのだと思うが、「体育会の学生の就職支援」といったチラシをどこかの会場で見たような気はするなぁ。

今週発売のサッカーマガジンで、「チーム（運営会社）の株式上場の是非」を考えるきっかけになる文章を読んだ（牛木素吉郎氏のコラム）。うーむ、なんとも悩ましいところではある、と思ったが、何にせよ「親会社丸抱えの子会社」ではなく、新しいスタイルが確立されていく必要はあるのだろうなとは思うのだ。
TUVも日々模索している状況のようで（結局当初はNPO法人としてチームの運営にあたるようである）。

*1:名前を出すとバスケ協会との関係がまずいのかなぁと邪推