/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

パイオニアは残った。

そのニュースを耳にして、あらためて、昼間に読んだ下記記事が染みてきた。
東京ヴェルディバレーボールチームの未来|ふじなまさきなまの「俺は強い」

インターンの選手たちは、ヴェルディに参画して何をどう感じて、これからの大学でのプレイに活かしたり、そもそもそれ以前に「学生」として何かあり方が変わってくるのかな…ということは、ちょっと考えた。

はてなブックマーク - 企業スポーツ「崩壊」へ。時代が求めはじめたアマチュア選手の“自立”|SPORTS セカンド・オピニオン|ダイヤモンド・オンラインブコメを読んでいっても、そもそも各チームとプレイヤーの在り方は今後どんどん変わっていかざるをえないのだろうと思うのだが、正直こちら側のアタマがついていけていないところはあるのだろうなぁと。
なかでも、ID:surumeno13さんのブコメは(これも強調byわし)いろいろアタマの整理をするにはとても役に立った。

surumeno13 football, sports これまでも自分で生活の糧を得て活動するアマ選手の方が競技人口の大半だったわけで、急速に失われているのは、それ以上のレベルを目指すためにより競技に専念できる環境。/みんなの道楽になるためには

アのギョーカイにおける前者と後者の違いは、その当事者の選手としてのスキル(潜在的な期待値も含む)だけにあるんじゃなくなっていくんだよ〜というのが、まだはっきり見えていない。今じゃ、まだ「プレミアの企業に入るか、それ以外か」で、けっこう露骨にはっきりしちゃってるから。

しかし、このままだと、遠からず、タイトルにあるような項目に胸を痛めたり、実際に惑ったり…ということは、繰り返されてしまうわけで。それを、繰り返されて欲しくないと何度となく願っても。

いろんな「あまいもの」や「つりえさ」はあるのだろうけど、最終的には各選手が「自分が選手としてどうありたいか」「どれだけ選手として続けていきたいか」「そのためにどうするのか」ということを、それぞれ自ら考えて選手生命を全うしていくか、その方向性を自分で持っていく*1方向に行かなきゃならんのだろうな…それは、プレミアや海外のチームから引っ張りだこになるであろう、才能や潜在的な期待値が豊かにある選手であっても例外なく。どうも急にそんな気がしてきたのである。

#たとえばコレ、東西インカレあたりにぶつけて、カピオのホールで若い選手とパネラーとギャラリー(聞きたい有志)集めてシンポジウム開くとか、なんつーか…学生時分にちゃんと消化しておいたほうがいい話なのだろうな、と、いち大学バレーファンとしては思う。
ギャラリーって書いたのは、どうも観る側も一緒に意識しておいたほうがよさげだからで。泣いたりうろたえたりするばかりではなく、何をどう考えていけばいいのか、ってのを。

*1:それこそ手に取るように越川、とか現時点で既にそういうことをきちんと考えているげ