/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

いろいろ、考えたり考えなかったりしながら

夏である。津軽海峡を超えずとも暑いと感じることがあるこの頃、夏はどこで過ごすこともできないのではないかという気持ちになることはあるのだが「北海道の夏は短いから」とどこかから声が聞こえた(?)ので、道南は室蘭のあたりまで連れて行ってもらったりした。

測量山より。天気が良く、彼方の羊蹄山もよく見えた。都内から富士山が見えたときによく似た感慨はある。全般的に「海の、深い青」がしっとりと入ってきた感。ブルーブラックがすきなのだ(混線

リオ五輪が始まっていて、開幕前のテンションからは思いも寄らず、割と中継を見ている(見ながら寝ていることも少なくない)。メダルはかなりいっぱい取れているけれども、メダルだからどうだとかではなくて、ひとつひとつの競技で「出しきれている」感が、いつもよりおおきく画面の向こう側から感じられるのが、ありがたいことなのだろうと思っている。ただ、「ありがたい」と同じくらい、自分が見ているところ、応援しているところで、そういう気持ちになれるのはいつで、どんなことが実現すればいいのかというのが、だんだんわかりにくくなってきて、もどかしいのである。
チャンネルをかえると高校野球が中継されていたりする。この仕組みに数多の矛盾と問題点を孕んでいることは心に置きつつ、見ると引きこまれて興奮して喜んだり悲しんだりしてしまうという自分自身の中にある矛盾に、毎年毎年嘆いてしまうのはなんとも情けない話である。

そんなこんなで、夏はもうすぐ終わるのだろう。