/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2011/12V・チャレンジリーグで前代未聞の没収試合

本日はそもそも「一般客を入れない試合」が行われる日なのである。それだけじゃない意味で、2012年1月7日はV・チャレンジリーグにとって忘れようのない日になってしまった。

休日にありがちな2度寝をむさぼって10時くらいに起きたら、ついったーでは各試合会場に向かう方々のつぶやきが見られた。その中で、Vチャレンジ男子(きょうは近大1会場)が開始されているとおぼしき11時近くに見たついーとでいきなり驚いた。第1試合を控えたヴェルディが、まだ会場に着いていないという…
結局この第1試合、トヨタ自動車サンホークス-東京ヴェルディが、東京ヴェルディが試合開始までに会場に到着できなかったため(公式では「ヴェルディのチーム事情」とされている)没収試合となった。トヨタ自動車は記録上、3-0(全て25-0)で勝利したこととされた。→没収試合のお知らせ(チャレンジリーグ男子) | バレーボール Vリーグ オフィシャルサイト

以下ついーとで見た内容の概要まとめ→【V・チャレンジリーグ】1/7トヨタ自動車-東京ヴェルディ戦(大阪・近大記念会館)没収試合の顛末 - Togetter
現時点ではまだ、「対戦する一方のチームのみが会場に到着していなかった」「正式日程発表後に試合順が変更された」「当該試合が没収試合となったことが公式に発表された」ということがわかっているに過ぎない。当のヴェルディ側にどのように試合順の変更が伝達されたか、ヴェルディが何故間に合わなかったのか、については、チームからの何らかのリリースを待つ必要がある。

この状況に触れて、Vリーグ機構サイトに掲載されている規程集を紐解いたのだが、今回のような事情は想定されていなかったのかな…と考える。「天変地異や交通網の乱れ等によってチーム側が『間に合わない』と判断して連絡をする」ような状況は想定されていて、Vリーグ機構規約13あたりに出ているのだが、そもそもチームが変更を把握していないとなれば、これはどうなるのだろうかとか。
Vリーグ機構には「発表したからそれでおしまい」ではなく、再発防止の方策を講じ、日程変更の際の連絡徹底、スケジュール変更への対処、その他検討をするきっかけにしてほしいと願うところである。

まぁ、ヴェルディに限らず、V・チャレンジ男子においてはかなりぎりぎりのスケジュールで試合に参画しているところが少なからずある。当日入りも珍しくない。ぎりぎりのところでの変更それ自体も、ホームチームの運営上のぎりぎりさに起因するのであれば、上手く解決されない→参加すること自体が難しくなってくる→アチャー、という状況で運営それ自体が厳しくなる恐れはある。それは見る側として恐れてしまう。ただただ見る側は安心したいんだがなぁ。

ヴェルディ公式ブログが更新された(20:23追記)

本件の原因としては、スタッフが第3試合と誤った認識をしていたことが原因です。
試合順が第3試合から第1試合に変更されていたことの確認不足によるものでした。

本日の試合について|東京ヴェルディバレーボールチーム公式ブログ

うーむ…。変更内容って別にスタッフだけに知らされることではないのだろうに、本当に誰も気がつかなかったんだろうか。そうだといわれればそうなのだろうが、ヴェルディの登録選手って30人以上いるんだしさぁ。