酷く熱かった東日本インカレ2日目
→2011EastInColle|東日本インカレ | Flickr
本日当方は東京体育館へ。東体といえば空調あるし過ごしやすいか…と思いきや、なんというか節電仕様なのか、ちょっと蒸し暑く、そしていつもよりもちょっと暗かった。シャッター切った回数がちょっと変だったのは、その所為だけではないのだろう…と思う。
結局、明日日体で行なわれる準々決勝の組み合わせは、下記の通りとなった。
本日見られた試合のスタメンと印象を下記にメモ書きしておく。ボリュームがそれなりにあれなのはそれでどーでこーで。
リベロについては、2人ベンチ入りしている場合でも、出ていた選手のみ記載している場合がある。
2回戦
東海大学3-1日本大学
25-17 25-23 22-25 25-14
T)15深津 13星野 28鈴木 1小澤 23鶴田 12阿部 L10大矢/25大西(3S-)
N)1河田 5加藤 14田中 8村井 6奥村 7鈴木 L9谷井
東海はパンパシにも出場していなかった安永、塩田を欠く構成。その東海がどうであるか…はちょっと気にかかるのだが、それはさておき(おくのか)、日大がかなり心に響いた。ミドルが加藤-奥村のラインなのだが、奥村ってサーブ打ち終わってから1ローテだけ残って、パイプ(打つとき)打ってからリベロと交代する。パワーもあって、なんとも面白い。
国際武道大学3-0亜細亜大学
25-19 25-11 25-19
B)1佐藤 37南(康) 5高志保 23三浦 22王 14奥中 L2古賀
A)16中保 7香川 9鳥谷部 20羽田 17内田 1福永 L3関根
あまりちゃんと見られず。実質年度緒戦で全部*1追うのにはパワーが要るなぁとしみじみ。昨日、如何にすげぇ速報をいただいていたのかと感謝することしきり。
4回戦
東海大学3-0東京学芸大学
25-21 25-23 25-17
T)15深津 13星野 28鈴木 1小澤 23鶴田 12阿部 L25大西
G)1山本 14柴 20堀込 19井上 18加藤 15大和田 L3長島
学芸はセット後半までは互角に渡り合っていた感。どの程度見られるかわからないが、前述の日大とか別会場だった宇都宮とか…いろいろ、秋リーグの2部をちゃんと見たくなっている。
国際武道大学3-2中央大学
17-25 25-21 21-25 26-24 16-14
C)5高橋 13傳田 7渡邉 1千々木 4岡村 3白岩 L11山香
B)1佐藤 37南(康) 5高志保 23三浦 22王 14奥中 L2古賀
何はさておき、やっぱりフルセットボーイズ対決…という、そういうことであった。
第1セットは中央が中盤の連続ブロックなどで畳みかけて先取。第2セットは中盤まで1点を争う展開であったところを、武大が終盤徐々にリードを広げ、たちまちセットカウント1-1に至る。
流れが急であると感じられたからか、中央が先に動く。第3セットスタートから、渡邉のところに#17早坂を投入した。ただ、大学入ってからこれまでの実戦のキャリアからか、早坂の動きがどうも硬い。しかしながら、出入りが激しい展開ながら、サーブとブロックで応酬し、なんとか中央が若干のリードを保ったまま展開していった。流石のラリーに何度か唸った。17-16からリリーフサーバー武渕*2の強烈なサーブがラインを逸れつつも、外側で待機していた佐藤に当たってのサーブポイントなどがあり、このセットは中央が取り返す。なお、終盤で早坂を再び渡邉に戻している。
第4セットも当初中央がリード。しかし、要所で飛び出したセッター奥中のブロックの後、佐藤が連続で決め、13-13と同点に追いつく。その後中央のミスや、1年南の堂々としたプレイ、攻守にわたる高志保の活躍などで武大がリードする展開となる。段々、武大の武大たる所以、「切れたほうが負け」と言い切らせようとするような展開に引っ張られていく。
この後暫く武大がリードしたままの攻防が続き、ついついあのカタカナ5文字が頭に浮かんだ…そんな武大21-19から、中央は千々木の2連続ブロックで同点に追いつく。それとともに、流れが中央に向くかと思ったそんな矢先、どうもその千々木の様子がおかしい。プレイ後どこかのタイミングで左足首を痛めたようである。たちまちそこに早坂が交代出場。
その後も暫く、デュースに至るまで攻防が続いたが、24-24から佐藤が決めてセットポイントの後、最後はバックから切り込んだ早坂がラインを踏み越し、そしてフルセットへ突入した。
ファイナルセットは中央が千々木→早坂でスタート。急遽コイントスを務めた副将の白岩が爆発するなどして、コートチェンジは8-6中央リードで迎えた。コートチェンジ後も傳田のブロックが決まるなどして11-9と中央がリードし、先にタイムを取ったのは武大だった。しかし、ここからの(ここまでも、だが)武大の粘りが素晴らしかった。10点を過ぎてから形勢は逆となり、武大が13-12と一歩抜け出した。
その後中央がマッチポイントを先に取ったが、武大がデュースに持ち込む。三浦、佐藤とぎりぎりのところに決めて逆にマッチポイントを奪った次のプレイ、中央は白岩が放ったスパイクが、ぎりぎりのところでエンドラインを割った。
「もし○○だったらなぁ」というようなことを考える余地がある分、これは武大の取る試合だったのだろう、そういうことなのかもなぁ。