/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

関東大学リーグ5日目

さて。これからです、リーグはこれからです。
本日は1部男女のみ。★F本日分は明日になりそうです。昨日まで→Univ2011Autumn|秋季大学リーグ | Flickr

1部@専修(11:00)

[A1]明治大学3-1早稲田大学

23-25 25-18 25-23 25-21
第1セット途中から見ていた。早稲田は市川主将がついにベンチアウトで#4倉坂にキャプテンマークが。
第2セット以降、終盤まで競り合ったが明治が抜ける、というパターンに終始していたなぁ…と。早稲田、なにかと厳しくなって来ちゃっているが、ここからまた上げられるか。

[B1]東海大学3-1法政大学

25-7 25-15 22-25 25-13
着いたら第1セットが終わりかけていてびびった。しかし、それ以上にびびったのは、この試合がストレートで終わらなかったことだった。法政、面白いところは面白いのだが…なかなか初日が出ない。

[A2]日本体育大学3-0慶應義塾大学

25-23 25-19 25-21
N)2井口 24田井中 5小林 14山本 13黒木 1梅野 L20大内
Ke)30丸谷 26野口 23星谷 19岡田 16間宮 27稲田 L15前田
B2メインで見ていてこちらはあまり見られなかったのだが、日体が昨日から大幅にメンバーを代えていて驚いた(途中で#16渡辺が出てたとかちょろっと把握したが)慶應は連休ラウンドに入ってからスタメンで出ていた柳田が今回外れていた(途中から出てきていたようにも見えなかったが)体調戻ってないか?
日体、これから優勝、上位争いにどう絡んでいくのだろうかというのが非常に気にかかる。怖い存在になっていくのかもしれない。

[B2]専修大学3-1国士舘大学

15-25 25-19 27-25 25-21
S)20山本 8端場 13孫 18長友 9杉本 15板宮 L12國弘
Ko)18佐藤貴 33佐々木 19浜田 17井本 16上村(2S途中-:25花谷) 23長澤 L51古田/2泉田
目を瞑ると思い出す、魅せる選手がちらほら、という「台風の目」同士の対決。こちらのコートに居座ってじっくり見入ってしまった。この試合に限っていえば、その、見る者を開放させてしまうなにかが、専修のほうにより多くあったのかなという気がする。第3セット、最大6点くらいの差をひっくり返した専修が圧巻。最後の2点がいずれも山本のツーだった。専修は、これまで試合に出場する機会があまりなかった選手を含めて、それぞれ利いていた感はした。

[A3]国際武道大学3-1筑波大学

25-23 25-21 18-25 25-23
B)1佐藤大 3古山(→7佐藤速) 5高志保 23三浦 22王 14奥中 L2古賀
Ts)1木原(→3衛藤) 2佐々木 17出耒田 11李 19久原 20前田*1 L7白石
B3に張りついていたもので、この試合についていろいろ気になることはあったのだが、ちゃんと見られずにいた。最初の2セットを武大が制して第3セット。筑波が序盤から走り、6-2とリード…したところで、また館内の照明が半分だけ消えた。こんどは一昨日とは逆コート(…ってま た 筑 波 か)。
一昨日よりは中断時間が短く済んでリスタートし、このセットは筑波がそのまま取った。第4セットも筑波が4-0まで一気に加速し、その後もリードしたままであった。しかし、武大はやはり粘り強く「拾って拾って相手がイライラするまで拾う」チームであった。キラーサーブになりうる王のサーブの時などを契機にしつつ徐々に点差を詰め、16点のところで遂に追いついた。そして逆転した。攻防が続いたが、最後はエース佐藤大が踏ん張り、武大が筑波に土をつけた。
昨秋に武大で見た武大を、ついつい思い起こした。今日南の穴を埋めて余りあった、それまで出場機会は少なかった4年生のMBに、拾いまくる武大の要であった古賀に、このチームの底力を感じた。しかし、筑波が何故にこの試合を落としてしまったかは、半分以上を見ていないのでよーわからん。

[B3]順天堂大学1-3中央大学

21-25 20-25 25-22 23-25
C)5高橋 17早坂 13傳田 1千々木 3白岩(4S途中-:7渡辺) 4岡村 L11山香
J)26藤井 24佐野(3S-:35西尾) 21伏見 13阿部(3S-:14竹浪) 2伊藤 23細中(4S途中-:15久保) L18渡邊光/39館石
順大は昨日に引き続きのワンセッターであったが、ベンチ入りの布陣を大幅にかえてきていた。そして、昨日は実施していなかったリベロ2名を廻す体勢。そして、7+8は15だとかなんだとか、1年の時からさんざん騒いできたそのごたいめんもひょとして今回限りかもというアレ。
第1セットは概ね中央優勢で進んだ。序盤に千々木が伊藤をふっとばしてサーブポイントを取ったと思えば、終盤に伊藤が千々木をふっとばし返した…というのは胸アツであった(そこかい)。
第2セットは出入りの多い立ち上がり。順大が藤井のサーブで主導権を握って3点先攻したと思ったら、中央がたちまち5点を返し、その後3点まで差が広がったが順大が3点返して同点に…という、かなり忙しい展開であった。攻守に早坂が印象深いプレイを見せた。中央が良いペースで2セット先取。
第3セット、順大は基本形はそのままにメンバーを2人入れ換えた。佐野のところに#35西尾(リーグ初出場。リーグでは初めてだが、メモを見ると天皇杯予選でも出場していた)。所謂セッターの対角を阿部から#14竹浪に代えて開始。これがかなり当たって中央を揺さぶった。複数点単位で点の動きがあって、いちど中央が抜け出しては順大が追いつく、という展開から、終盤順大が中央のミスなどにつけ込み、一気にセットを返した。
第4セットも若干その流れを引き継いでおり、順大が1-2…のリードを保った状態で(時に追いつ追われつしながら)進んだ。本当に拮抗した展開であったが、今度は18-18から中央が徐々に抜け出した。中央22-19から一時期順大が1点差まで詰めたが、デュース目前のところで千々木が決めて試合終了。
ちなみに、「その」マッチアップは奇数セットのみ。互いに互いをふっとばせるローテは偶数セットでは無かったもよう(余談ですね、はい)。

1部ここまでの成績

筑波が敗れたことにより、全勝が中央だけになった。正直、ここでそういう展開になるのは想定外であった。上位下位特に限定して語るべきではなく、それぞれの試合が今後もっと大切になっていく、濃密な残り6試合となるのだろう。それこそ、最終日の日体が、このみたいにざわざわしつつ、ふしぎな熱気を孕みつつ、語り継がれるようなそんな日になるのだろうか。
なお、24日(土)は東海-筑波が東海ホームでおこなわれる。中央は日体と。こりゃまた。

*1:しばしば#9矢野とチェンジ