あの冬を越えなくちゃ
ここまでのあらすじ
ちょっと前まで、春を待とうとして、このブログに春リーグまでの日数カウントダウンを設置してみたのだが、春リーグが流れてしまった。
なんか気持ちが前に向かないので、ずーーーっとあとの日付を設定したカウントダウンを設置し直してみた。
「全日本インカレ決勝まであと235日」
なんだかんだで、あれからもう100日以上経過してしまっていた。
楽しみにして。でも覚悟して。
最近、よく見ているブログで紹介されていた、この動画を拝見した。
2010年全日本インカレ決勝。「次の試合」に向けて気持ちが高ぶりすぎていて、この試合については殆ど記憶出来ていない。鹿屋がどんどん迫ってきて飲み込んでいったのは微かに記憶にある。てれびの録画はしているので、その気になれば再生できるのだが、ついつい「その次にくるもの」のことを考えてしまって、そちらに胸を締め付けられるというどうしようもない状態になる。
この動画の中心にある選手が、自分がちゃんとした状態で見てれば持って行かれる選手であるということはわかっている*1。それにしても、それにしても、である。引っ張られて引っ張られてたまらなく、実は何度となくこの動画を見ている。俺、ついていきたくなる。そんな感じにどんどん引っ張られる。
動画を拝見しながら音楽も気にかかった。すぐわからなかったのだが、コレ、BUMPさんの最近の曲なんだなぁと。
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2010/04/21
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学年が変わって、大学では最後の1年を迎えて、でも、あるはずのものが無くて。このシーンと、次の試合の記憶が、微妙に混じり合いながら、胸に迫ってきた。
12月の記憶
この動画を拝見してから、ふと、12月に読んだ、あるブログのエントリーを、微かに記憶にあるタイトルでぐぐって読んだ。
12月に読んだ当初と、なんとなく読後感が違った。何故か、アタマに血がのぼった。
敗者の涙がいちばんの記憶になってええのか。
あの日、試合が終わった直後、一瞬書いて消したついーとを思い出した。「何故おまいさんが泣く」と書きかけた。わかっていても、わかっていつつも、それでいいのかと思ってしまった。思ってしまったのだが、自分で書いて妙に据わりが悪くて、すぐ消した。
あの冬を越えなくちゃ。
ことし予定されている大会のうち、いくつそのままの予定で行なわれるかはわからない。既に春のリーグは無い。とはいえ、時間は止まらない。あと200日余が経てば、否応なしにその舞台(ちょっと違う場所だけど)は、やってくる。
あの冬を越えなくちゃ。
勝てるチームはひとつずつであることはわかっているが、それでも、もう一つを越えられることを、密かに願いつつ、今シーズンを過ごしていこうと決めた。
参考(?)
- 今年のバレーボールのインカレの主役は千々木駿介と吉村志穂だった 独立時代/ウェブリブログ
- バレーボールInfo : 高校特集:川崎市立橘高校:羽田野監督に聞く ←動画の方は教え子さんなんだよなぁとか
追記(2011/4/22)
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。件の曲の発売タイミングを1年まちげーてました。でもムービーがアップされている日は今年の3月だからゆるしてけそ。…というところをほのかに修正。
*1:そういえば東日本インカレの決勝で、至近に座っていた関係者に挨拶しに来たときに、妙にどきっとしたなぁ