2010関東大学男子秋季1部リーグ・ぷれプレビュー
「プレビュー」まではよー書ききれんなぁと思って遠慮がちに書き始めるときに「ぷれプレビュー」などと書き始めるアテクシなのだが(もっと奥ゆかしいときは「ぷれぷれプレビュー」などと…(汗)。あ、「ぷれぷれぷれプレビュー」もあったわw)だいたい「プレビュー」を書かないうちに本編が始まってしまうのが、このブログの常である。それでいいのかなぁとは思うが仕方ない。
全てのチームを夏に見られたわけではないので、スタメン予想なんて出来たもんじゃないので止そう。それぞれについて、より最近見た試合のスタメン*1を参考までに記しておく。今回、出場するかどうか微妙な選手、代表などで離脱があり得る選手については()をつけておく。
全般
今年度から関東学連で進められている「リーグ戦再編」により、正式に10チームになって初めて迎える関東1部リーグ。春季の8チームに、2部から昇格した専修と筑波が加わり、総当たりで各チーム9試合を戦う。
前年度5冠で今年度のタイトルもここまで3つ全て獲得、目下のところ「8冠」中の東海大学に、他の大学がどう迫るか、というところに注目が集まっている。また、世界選手権やアジアジュニア選手権の事前準備期間→大会期間と重なっていることから、それらの代表に選ばれた選手が抜ける大学が、チームに残る戦力でどのように戦っていくか、という点についても大いに気になるところである。
今回リーグは、代表への選手選抜に伴う特別措置のため、終了後の入替戦はない。また、同様の理由で、リーグ戦の成績が12月の全日本インカレシード権への影響することもない。しかし、チームひとつひとつ、選手ひとりひとりにとっては、この夏、その力を高めてきた成果をぶつける、大事な大会である。
「ビッグイヤー」4年生にとっては、この秋リーグが最後のリーグ戦なのである。刮目したい。
各チーム
#しかし、春からほんとに日体と法政を見ていない…うぅ…ということが、書いててわかった(ぇ)。皆様脳内捕捉をお願いいたします&コメントなどいただけると喜びますm(__)m
東海大学
▽東西インカレ決勝(08/08)。このとき欠場していた、#11安永の回復具合はどうだろう。
15小澤 | 12塩田 | (1八子) | _ |
23星野 | 22阿部純 | 25深津英 | L20大矢 |
黒鷲でJTに接戦して、関西のファンの心もぐっと掴んだといわれる東海。全てのチームがここをターゲットにしてくる現状、更に先を行きそうな感はあるが、まず緒戦、筑波との一戦にいきなり注目したい。
ここのところ開幕週に組まれていたホームゲーム、今季は第3週(9/25-26)の開催となる。
明治大学
- 春リーグ2位
- 東日本インカレベスト8
▽春リーグ(5/16)
3関 | 23鎌田 | 28大塚 | _ |
2田辺 | 7佐々木 | 13塩田 | L1芳賀 |
1年生が多々活躍した春リーグだが、今回選抜で離脱する選手はいない模様。
春季2位なのにイヤーブックにスルーされてくやしいのぉ、ではあるのだが、裏を返すと、チームの総合力が高い、ということなのである。見ていて非常に巧さを感じる。
現在のスターティングメンバーには4年生が多い。このリーグで結果を残し、刻みたいところである。
中央大学
- 春リーグ3位
- 東日本インカレ準優勝
- 東西インカレ準優勝
▽東西インカレ(8/8)
14渡邉 | 4長山 | 8千々木 | _ |
10白岩 | (21傳田) | 27石井 | L2高橋賢 |
とにかく春季リーグから負傷者が相次いでいる。徐々に復帰しつつあるが、セッターに関しては、#12高橋駿が東西インカレ直前に離脱し、もう暫く1年生でということになりそうである。
中央の秋リーグといえば、昨年入替戦に回るなど、成績を残しきれていない印象があるが、今季こそは上位に食い込み、さらに優勝を目指す、というところであろう。
順天堂大学
- 春リーグ4位
- 黒鷲旗グループ戦敗退
- 東日本インカレベスト8
▽東日本インカレ(6/19)
7伊藤 | 20竹浪 | 21久保 | _ |
(27伏見) | 30佐野 | 19阿部 | L10小川 |
春リーグ途中(正確?には、黒鷲旗)から戦線を離脱していたあの選手が戻ってきた!ようである。今季は、そのラストリーグにもあたる。
リーグ戦は10月第1週に一度おやすみが入るのだが、その週に開催される千葉国体に臨む地元チームは、ほぼ*2順大単独チームである。長くハードなシーズンになるのだろうが、春からより上積みされたチームが見たい。
日本体育大学
- 春リーグ5位
- 黒鷲旗グループ戦敗退
- 東日本インカレベスト4
▽春リーグ(5/16)
11小林 | 6安野 | 2袴谷 | _ |
8井口 | 21黒木 | 10梅野 | L1名内 |
東日本インカレは準決勝で東海に敗れたが、この時は4年生が安野のみという構成。
秋の日体はひと味違う、ということになるだろうか。全日本インカレに向けて、目が離せない展開になりそうである。
法政大学
- 春リーグ6位
- 東日本インカレ2回戦敗退
▽春リーグ(5/16)
13金澤 | 12平井 | 8田中 | _ |
17佐藤 | 15平良 | 1尾形 | L18早瀬 |
東日本インカレでは2回戦で早稲田に敗れたが、下級生多めの構成で、勢いがつくと手が付けられない、怖い存在である。
国際武道大学
- 春リーグ7位
- 東日本インカレベスト4
▽東日本インカレ(6/20)すぐに奥中→#17水田、南→#14高志保
26南 | 3橋本 | 1吉田 | _ |
11佐藤 | 35王 | 27奥中 | L23古賀 |
昨年4年生の多いチームであったからか、春リーグではまだチームが出来ていない印象もあったが、東日本インカレではベスト4まで進出した。
武大といえば毎回遠いところからリーグ戦にはせ参じているチームであるが、今季はホーム・勝浦で、国体翌週の10/9-10に試合が行なわれる。
慶應義塾大学
- 春リーグ8位
- 東日本インカレベスト8
▽東日本インカレ(6/19)←フロントオーダー?
23村上 | 1小池 | (28岡田) | _ |
26間宮 | 22山本 | 17金親 | L21川村 |
今シーズンは久々の1部。随所に「らしさ」を出し、惜しいところまで相手を追い込みつつも、あと一歩…という状況が続いてはいた。東日本も急造オーダーであったと聞くが、秋リーグも別の意味でスクランブルになる可能性はある。2部から2チーム昇格して10チームとなっての今季、いかに戦っていくか。ラストリーグになる小池のトス回しに注目したい。
専修大学
- 春リーグ2部1位
- 東日本インカレ3回戦敗退
▽東日本インカレ(6/18)
1栗山 | 2井田 | 13端場 | _ |
4中村 | 3石川 | 16上村 | L18國弘 |
春季、2部で得点率0.001の僅差で優勝し、久しぶり(現4年にとっても初めて)の1部昇格を果たした。平均身長は高くないが、各選手のキャラクターが立った、攻守に味のあるチームである。
東日本インカレでは、順大とフルセットの熱戦を繰り広げた。1部各チームに対してどのように戦うか楽しみである。