/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

関東大学リーグ12日目

本日から男子2部再開。男子リーグは2次リーグへ突入する。
明治でインフルエンザが発生したため、東海-明治は後日延期となった。→12'日目は10/14(水)19:00@東海大に決定したけど明治棄権のため中止
2部の宇都宮-慶應は、勝ったほうが入替戦進出へ大きく近づく。
※最近筆が鈍っています。筆じゃないモノも鈍っています。それでも。→Univ2009Autumn|秋季大学リーグ | Flickr

男子1部@日体

※東海-明治は後日に延期。

国際武道大学2-3筑波大学

26-24 17-25 21-25 29-27 13-15
B)4内山 10吉田 22古山 1中村 2外山 12飯塚 L34古賀
T)19李 1篠村 9山根 5村松 8椿山 18矢野 L16白石
隣の法政-中央と、首の運動をしながら同時進行で見ていた。第1セットはまさに2コート同時進行で、同じように競り合って同じようにデュースになった。
第2セットは筑波が中盤から抜け出したが、第3セットは逆に武大のブロックが出始めたりしてリード。しかし、筑波にも篠村のブロックが出たりして*1追い上げ、逆転でこのセットも筑波が取った(実はこのあたり隣メインで見てた)。
さすがの武大にも、連戦全て熱戦(武大にとって「5セットマッチ」というのは、最大5セット戦うのではなく、必ず5セット戦う、という意味なのではないかと昨日あたり見ながら話していた)の疲れが出てきているのだろうか、とも感じられたが、第4セットの競り合いをデュースの末に制して、「やっぱり」フルセットへ。既に↓の試合は終わっていたので、このコートで第2試合を予定している日体と順大は隣のコートでアップを始めていた。
ファイナルセットは序盤の競り合いから、筑波は村松の連続得点、篠村のブロックなどで一気に8-5とリードしてコートチェンジ。村松はここへ来て非常に安定感が増してきた。もともとの鋭さが非常に活きてきている。
セッターの矢野も徐々に味わい深くなってきた。いい意味で遠慮が取れてきたのか。圧巻だったのは終盤。コートチェンジ後、筑波12-9から武大が3点返して同点に追いついた。このあたりから矢野は積極的に椿山を使い始めたのだが、外山、内山が連続でその椿山をブロックしてのものであった。…それでも矢野は椿山。逆にそこから連続得点を挙げ、一気にマッチポイントへ。外山が一度切り返したが、最後はまた椿山が決めた。
これで筑波は5連敗のあと3連勝。武大をかわして6位に浮上した。武大は残り2試合に入替戦回避を賭ける。まだまだ熱戦は続く…

法政大学3-0中央大学

26-24 25-20 25-22
H)8尾形 19金澤 2中島 4古田 14田中 21平良 L24早瀬
C)19高橋駿 1内藤 15千々木 9辰巳(1S途中-:14明石) 8長山 17白岩 L12高橋賢
前日に何とも言えず後味の悪い敗戦を喫した同士。立ち上がりは双方が何か引きずっているような感じに見えた。
先にカードを切ったのは(当方の視点でいうと「気がついたら切っていたのは」だった…テヘ)中央。縦横無尽に跳んでは切れ込み、点を取っては先頭を切って喜びと気合いを露わにする…ここまでの中央で、なかなか見られなかったシーンが目の前にあった。辰巳に代えて明石。これで何処まで行けるのかはわからないけれど、何かが変わっていく気はしたけれど…
接戦の第1セットを法政が取った。当初はミスが多めだった古田が、だんだん調子を上げてきていた。かなりトスが古田に集まっていたが、ひとつひとつ決めきってきた。これで完全に法政に勢いが出た。中央も交代で入れた明石をそのまま起用して応戦したが、結局法政を止めるには至らなかった。
これで法政は4勝目となり、このままズルズルいったら入替戦…の危機は脱した。勝たなければ順位が上げられない(勝てば順位は上がるのだが…)中央は、既に崖っぷちにきている。残り2試合で何らかの突破口は開けるのだろうか。きょうの明石のように、それぞれが徐々に切り崩そうとしなければならないのだろうが。

日本体育大学3-2順天堂大学

25-21 25-23 25-27 25-27 15-11
N)18梅野 1高松 14安野 19小林(4S-:11袴谷) 30山本 5三田 L13名内
J)3間瀬 26竹浪 15伊藤 2渡邉信 12渡辺俊 5土屋 L11樋渡
東海-明治が延期になり、更に隣のコートが早く終わったので、ゆったりと1コートで観ることが出来た試合。
ことしの日体は大きな目玉*2がない代わりに、非常にチームとしてどっしりとして地に足が付いているように見える。序盤は順大が猫だましをするけれども動じない日体、というように見えた。
順大の布陣はさらに難しくなってきている。サーブ順的には上記の通りなのだが、竹浪は1本目のサーブを打たずに他のセッター(#1今村だったり、#9山田だったり)と代わる。タイミングはいろいろだがセット途中で戻る。更に間瀬と#16高橋もしばしば併用されていた。途中で交代するのだが、やはり戻る(あ、第2セットは高橋スタートだった)。レセプションのときは、4人乃至は5人が横に並んで構えていたりとか。おやフラっt…?と思ったが、思っただけなので保留しておく。トスを上げられるひとと、技巧で押し込めるひとと、パワーで吹っ飛ばせるひとが揃っている。
序盤2セットは日体が連取し、これはどっしり構えられると奇襲も辛いのかなと一瞬思った。梅野のディグが凄い。え、これが繋がるの?という展開が随所に見られる。繋がることについて、そういえば数日前にこちら見ながら考えたなぁなどと。
第3セット終盤に試合の流れが一気に変わった。このセットは序盤から日体がリードを広げ、日体22-16と最大6点の差が付いた。順大が独り相撲を取っているようにも見えていた。日体は梅野がディグにブロック(!)に大活躍であった。この時点では、日体ストレート勝ち濃厚か…と見えた。
ところがここから順大がじわじわと点差を詰めていく。22-16から22-19へ、日体はここで山本が決めて23点目を取るが、更に順大は土屋の連続得点などでついに日体を捕らえた。23-23となり、ここで日体が2回目のタイムアウトを先に遣った。最近更にセッターらしくなった(?)渡辺俊が放ったツーアタックを日体が上げたり、その渾身のジャンプトスを打つひとがいなかったり、それでもボールが繋がるラリーが展開されたり。最後は日体のコートにボールがぽとっと落ちた。
第3セットの終盤がかなりエキサイティングな展開だったからか、第4セット開始前、両チームのキャプテン(順大はコートキャプテンの土屋)が主審に呼ばれて注意を受けた。セット開始前に高松と土屋が固く握手を交わし、なんともいえず会場がほのぼのとしたところ(ぇ)で更なる熱戦に突入する。終盤まで競り合ったこのセットは、順大が日体のミスによって得た僅かなリードを守りきり、ついにフルセットに突入。
ファイナルセット、日体は高松、そして第4セット途中から交代出場していた袴谷が立て続けに得点を挙げ、一気に4-0とリードした。その後は順大も応戦するが、結果的にこのときの差を詰められず、日体が勝った(それにしても…日体14-11の時点での順大のメンバーチェンジが謎。間瀬がサーブを打ち終わってから高橋と交代したのだが、その高橋もリベロと交代で下がる。何かが待っていたのだろうか…)。
来週東海との対戦が待っている両チーム。この試合でいろいろ魅せられたそのチームの力を、どこまで東海にぶつけられるのか、楽しみである。

男子2部@駒澤二子玉川

国士舘大学3-1駒澤大学

国士舘の入替戦進出確定。もう一つの枠に一歩近づいたのは宇都宮。

男子3部@東農大

東京学芸大学3-2青山学院大学

うわ青学2セット連取から学芸逆転か〜。

女子1部@早稲田記念会堂

※総当たり順位未確定のため、全日程延期

*1:ここに来て非常に本来の味が出てきたような気がする。主将としてのプレッシャーを上手く処理したのだろうか

*2:あ、高松の周波数は別