/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

関東大学リーグ7日目

男子1部は5試合目。2部は6試合目。女子1部が3試合目(嘉悦は開幕だ)で、2部開幕。
スリッパ準備よーし*1

男子1部@日体13:30

日本体育大学3-0筑波大学

26-24 25-18 25-16
N)18梅野 1高松 14安野(1S途中-:29黒木) 19小林(1S途中-:11袴谷) 5三田 30山本 L13名内
T)19李 1篠村 9山根 5村松 8椿山 18矢野 L16白石
このリーグ、まだ白星のない筑波。きついときにはきついことが重なるもので、先週の武大戦で左足を負傷した安井、思いの外重症であったようで戦線離脱*2。ひとり応援席に在り(第2セットになり、入口で立ち当をしていた古市も合流)、「筑波がんばれ〜!」と声援を送っていた(そのうしろにいた順大勢がいっしょに「筑波がんばれ〜」と叫んでいたりもした)。
それでも第1セットの筑波は内容が良かった。全員の動きがよく、ブロックもついていた。日体に最大4点のリードを奪い、セット終盤までリードを保っていた。これに対して日体はメンバーチェンジをおこないつつ、態勢の立て直しをはかっていった。筑波22-19から、日体は山本などの活躍で5連続得点、一気にセットポイントまで持ち込んだ。筑波は椿山が立ちはだかり、高松をブロックするなどしてデュースにもつれこんだが、そこまでが精一杯であった。最後は高松が決め、日体が第1セットを先取した。
そうなってしまうとあとはじわじわと日体。交代出場してそのまま出ていた黒木が良かった*3。筑波は、第2セットでは、前のセットでは起用しなかったレシーバーを複数名投入したが、そのレシーバー同士の連携が出来ず、見合ってしまうような状況もあった。第3セットは5点過ぎから一気に日体がリードし、そのリードを守った。結果的には日体が快勝し、上位入りを確定させた。
筑波は、率直なところかなり厳しい。この苦境をどう乗り切っていくか…

東海大学3-0国際武道大学

25-22 25-22 25-16
T)1深津旭 10八子 2近 24小澤 32星野 20安永 L29大矢
B)4内山 10吉田 9橋本 1中村 2外山 12飯塚 L34古賀
↑の隣で同時進行していた試合。武大は最初の2セット、20点くらいまではよく食らいついていた(第2セットは最初リードしていた)ように見えたが、終盤東海がかわしていた。第3セットは東海の一方的な展開。
武大は5位以下が確定してしまった。訂正2009/9/27:まだ上位の可能性がある(9/27のエントリ参照)。

中央大学2-3順天堂大学

25-14 25-22 20-25 23-25 12-15
C)8長山 15千々木 9辰巳 18岡村 17白岩 19高橋駿 L12高橋賢
J)5土屋 16高橋 26竹浪(2S-:1今村) 15伊藤 3間瀬 12渡辺俊 L11樋渡
はい。順スポさんこちらです(はやっ)。→接戦を制し4勝目 /男子バレー部 | 順大スポーツ | スポーツナビ+
中央はキャプテン内藤の姿がない。中スポさんによると、インフルエンザだということらしい。サーブ順は長山からのスタートとなり、その対角には岡村が入った。ここの層は厚い。
第1セットは、中央6-5からいつまで続く白岩のサーブ、というような状況となり13-5。調子の出ない順大は土屋に代えて#25阿部を投入し、その阿部の活躍で少々差を詰めたりしたものの、全体的に中央ペースで推移し、一方的に中央が制した。千々木は当たっていたし、岡村も長山もブロックが実によく決まっていたし、辰巳はそのサーブを相手コートに炸裂させた。
第2セットも中央ペースではあったが、順大は伊藤が徐々に調子を上げてきて*4、中盤にサーブで連続ポイントを上げたりしてきた。また、第1セットはほとんど目立たなかった渡辺、土屋なども、その攻撃に絡み始めていた。そして、試合の主導権は順大に移っていく。
第3セットは、6-6からじわじわ順大がリードを広げた。前セットにその兆候を見せたように攻守で噛み合い始めていた。中央の見せ場は16-21からの#16横村投入か。最初はセッターの高橋駿に代わって登場し、いきなりオープンから力強い強打を放つ。その後どうするのかと思ったら、辰巳を西矢に替えて時間差2枚替え。西矢はトスを横村に集め、横村はそれを実によく決めた。この時間帯はかなり面白かった。
もとの布陣に戻った第4セットは追いつ追われつの攻防が続く。サイドアウトの応酬ではなく、細切れにリードを奪っては返す、という展開。中央はブロックがよく出ていたが、終盤に痛いミスが続いた。順大がハナ差かわしてフルセット突入、というカタチになった。
そのファイナルセットは順大がリードした。3点差がついた状態でチェンジコートとなり、その後順大がリードを広げた。中央10-13の段階で、ピンチサーバー山香が登場し、いきなりサーブポイント。その後更に1点を返した(順大は1点ごとに細かくタイムアウトを取った)。しかし、追い上げたのはここまで。順大は土屋が決めてマッチポイント。最後は、アップゾーンからダッシュして出てきたブロッカー(各セット起用されているがワンポイントではない。大抵前衛ローテは回る)・#2渡邉信が鮮やかにブロックを決め、順大が粘り勝った。
中央にとってはこの試合を取れれば次の展開も見えてくるというところだったが、これで上位入りの望みはほぼ消えてしまった*5

明治大学0-3法政大学

20-25 13-25 17-25
M)21塩田 9田辺 10関 11木村 2佐々木将 1廣本 L14芳賀
H)8尾形 2中島 19金澤 4古田 21平良 14田中 L24早瀬
上位入り争いをする両チームの対決だったが、法政がかなり一方的な展開で快勝。正直なところ、ここまで差がつくとは思わなかった。

ここまでの順位

☆…上位、★…下位確定とオモタがちょと自信なし。法政はあと1勝で上位確定か。

順位 大学 得S 失S S率
1 ☆東海 5 0 15 03 5 順中
2 ☆順天堂 4 1 13 07 1.857 東武
3 ☆日体 4 1 12 07 1.714 法明
4 法政 3 2 12 10 1.2 日筑
5 明治 2 3 08 11 0.727 筑日
6 中央 1 4 10 12 0.833 武東
7 国際武道 1 4 07 14 0.5 中順
8 ★筑波 0 5 02 15 0.133 明法

男子2部@亜細亜13:00

ここまでの順位

☆…上位、★…下位確定。あす、早稲田-駒澤の勝った方が上位進出決定。

順位 大学 得S 失S S率
1 国士舘 6 0 18 05 3.6
2 ☆宇都宮 4 2 12 08 1.5*6
3 慶應 4 2 15 10 1.5*7
4 早稲田 3 3 12 10 1.2
5 駒澤 3 3 10 12 0.833
6 ★専修 2 4 11 13 0.846
7 中央学院 2 4 08 12 0.667
8 亜細亜 0 6 02 18 0.111

男子3部@日大八幡山11:00

※学芸-神奈川、東洋-立教は後日順延

4戦終了時点での個人順位

いただきました。なお、公表される範囲が4試合までというのは今回初めて知った(つまり2部の9/23におこなわれた試合は、集計には含まれない)。

1部

先生、急に決定本数が増えてる人がいます!約2名。

  • スパイク決定率 近裕崇(東海)68.6/間瀬/中島/渡辺俊/内藤/篠村/清野/椿山/八子/長山51.9
  • 最多得点 古田史郎(法政)110/高松/廣本/千々木/外山/田中/辰巳・吉田/八子・渡辺俊59
  • ブロック決定率 安永拓弥(東海)1.20/田辺/佐々木将/間瀬/橋本・内山/安野/高橋慶/篠村/渡辺俊0.60
  • サーブ決定率 椿山竜介(筑波)18.48/安井/金澤/橋本/渡辺俊/八子/小澤/内藤/古田/辰巳13.03
2部

2部はレセプションが良いのだろうか。

  • スパイク決定率 一戸良介(駒澤)68.3/栗山/井本大/大木/市川/間宮/端場/町田/岩橋49.2
  • 最多得点 栗山雅史(専修)126/大木/井本隆/倉坂/瀬戸口/町田/端場/手塚/石川雄62
  • ブロック決定率 平野晃多(国士舘)0.93/小川/井田/石川辰/上村/阿部/岩橋/佐々木/市川/一戸0.47
  • サーブ決定率 阿部浩士(駒澤)10.9/栗山/倉坂/井本隆/山本/井本大/村上/小林/武田/瀬戸口4.8
3部
  • スパイク決定率 奥村航(日大)67.4/両角/加藤/田端/冨吉/手嶋/北森/横田・伊藤英・高木50.0
  • 最多得点 橋本光浩(東農)108/冨吉/両角/清水/中山/竹内/簑島/奥村/伊藤唱・新妻55
  • ブロック決定率 野口将秀(学芸)1.65/加藤/両角/高木/横田/渡辺/竹内/鈴木/中山/手島・橋本0.50
  • サーブ決定率 北村修也(日大)17.3/簑島/北村悠/伊藤唱/小川/江森/冨吉/金刺/長内/鈴木12.5

*1:前任スリッパが裂けた。100円だもーなぁ。こんどは300円だ

*2:少なくともリーグ中=第6週含む=の復帰は絶望とみた

*3:黒木と椿山がマッチアップするとどきどきした。ガタイの良いMB同士で

*4:第1セットの試合メモを紐解くと「15」って書いてあるのがほとんど千々木だったし。通常はどっちがどっちなのかと一瞬考えるのだが

*5:かなり限定された条件で、可能性が残ってはいる。

*6:得点率1.101

*7:得点率1.098