/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

スポーツ観戦のたすけ

この週末は陸上競技を見に行く予定だ。勿論生観戦はショシンシャである。初めてではない。以前見たのは確か厚別で、だった。
観戦に備えていろいろ事前情報にあたっているところだが、その中で、お気に入りぶくま経由で見たこの記事にうなずいていた。

そもそも陸上競技大会は”選手のための競技会”であり、”観客のための競技会”という認識はうすい。観客は、純粋にアスリート達の卓越したスピード、パワー、そして勝負をみたいわけだから、ジャニーズが歌を熱唱する必要はない。しかし、もっと「魅せ方」を工夫してはどうだろう?

http://www.natsuway.com/html/column/20080430.htm

まぁジャニーズの件は置いておいて…
「どう見るのか」を考えると、やっぱり何らかの解説が欲しい場合がある。
たとえば場内でのみ聴けるラジオがあったりするとありがたい。これはけっこう多くの競技で取り入れられている。実際に聴いたことがあるのは相撲の「どすこいFM」。かなり早い時間(BSといい勝負!)から放送されており、解説者にもよるが、現場を見ながらかなり濃い解説を聴くことが出来る。
尤も、ラジオによる解説に関しては、競技によってはかなり難しい…とは思う。「一挙手一投足」を追うという意味において、それこそ単発進行で登場人物が1対1である相撲はかなり追いやすい部類だろう。しかし、団体の球技であれば、進行が単発であってもいろいろなことが同時進行しているので、見る人、解説をする人の目の届きやすいところ、届きにくいところがどうしても出てくる。これが陸上ともなると、別々の競技が同時進行となるわけで…バレーでは2コート同時進行にもなんとかついていける当方にも、これは未知の領域だ。

アメリカやヨーロッパでは、競技審判員とは別に「競技会プロデューサー」が存在しており、観客の競技観戦をサポートしているという。

http://www.natsuway.com/html/column/20080430.htm

実際にそういう役割をなすひとがいるんだということを知り、単純に「ええのぉ〜」と思った。具体的にはどんな業務にあたり、観客に対してどう作用しているのか、とても興味深い。

参考?

以前、人力検索はてなにこんな質問をした。
スポーツの観戦初心者を対象に、ルールや楽しみ方を広める「教室… - 人力検索はてな
「興味を持った観客とその案内をする人」は1:1であることが究極の理想型*1なのだろうが、普通に考えてそうはいかない。集合型の講座という場合、個々の嗜好はさておき、まずは競技側が「知っておいてほしいこと」メインになるのだろうなぁ。そこからは参加者の興味の赴くままに。となるのかどうか。
カルチャーセンターのこの講座もおもしろいなぁと思って見た。座学で歴史背景、状況を知り、稽古を見てその文化に触れ、実際の観戦…という3段構成。ほんとはこれが理想的なのだろうが、日程とか費用とかの問題はありげ。→http://www.asahiculture-shinjuku.com/kogakuin/koza/2009/08/0550.html
あ、競技側の人材育成とか確保とかの問題はそもそもある。専門家による誤ったブロックシステムの解説を万人に蔓延させるとかこれがまぁ、みたいなことはありげ。
以上、妄想の時間でした。いってまいります。

*1:たとえば愛子さまと北の湖理事長