/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

ジャーナリズムとBlogと何かと

最近紙の新聞をあまり読まない。すくなくとも月ぎめでは契約していない。
おそらく、ニュースについてはポータルとかRSSリーダーとかそのあたりから攻めることが多い。

…のだが、たまに新聞の囲みのコラムに触れることはある。

今日読んだ「記者の眼」、その前にも別な人が書いた別の記事でも見たのだが、妙なところにひっかかりを憶えた。

所謂プロのジャーナリストと、ブログを書くひとやそれに反応する人の視線。それは互いに補完するものでこそあれ、排除し合うものではないのだろうになぁ…。

スポーツの動きを追っていると、継続的に自分の視点を持って追いかけ続ける、ということは、もしかするとそれを職業にしているほど難しいのだろうなぁ、と感じることは多々ある。
バレーボールの雑誌を講読していた頃、よく新聞記者の方が書く辛口のコラムを読んだ。何度と無く膝を打った。しかし、新聞を読むと、その記者がバレーについて触れる部分はあまりなく、寂しい思いをしたものであった。
やはりモノが売れないと会社が成り立たないわけで、専門誌にしても新聞にしても、売れるものが前面に出てくるのはやむをえないのだろうとは何度となく思い知らされた。

ギャラなんぼじゃなく書かれるもの、のなかに、ジャーナリズムが追いきれない何かが潜んでいる、ということを青臭くも信じている。Blogが広がったことによって、その何かに出会えるチャンスが広がっていることに喜びを感じる自分がいる。
スポーツの場合は何よりも現場で見たり感じたりしたことが最優先なんだろうと、自分は思う。

この件について、「ネットは新聞を殺すのかblog」を興味深く拝見した。