/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

難しい話をかく。

当地においては、バレーボールを見る、ということが、あんまり一般的な観戦行為ではなかった。今もそうかも知れないというのは措いておく。

8年半ほど前、生まれ育ったこちらに戻ってきて、ほどなくブログに書いたのを思い出す。

dhalmel.hatenadiary.jp

こちらに戻ってきて、バレーボールだけじゃなく、いろいろな競技や、競技じゃないものを、見るようになった。とーきょにいたときは、バレーボールを見ることと働くことで精一杯だった。その表現は正しくないかもしれないが、そう書くのがいちばん適切かもしれない。

いろいろ見ていて思ったのは、こちらには、こちらの距離感で、見る、愛する対象と、それを応援する者との関係が在るということである。こちらに来て、吹っ切れたことと、戸惑ったこと、いろいろあったなあと思う。

直接の要因は不測の事態に因る試合の中止だったのだが、ここまでことが大きくなったのは、こちらの距離感が、ただしく測られなかったことにあったのじゃないかなという気がしている。導かれる結果は変わらないにせよ、もうちょっと幸せな着地のさせ方、仕方があったのかもしれない。もっとも、そんな気遣いが居るのかいと突っ込みたくなる自分も、そこには同居しているのだ。わからない。いっぱいわからない。わかるのは、わたしがかつて住んでいたときとは違い、そこにいる誰かを、何かを、恐ろしい勢いで愛することが、こちらにいるひとには日常として在るということだ。

正解は無いのだろうが、どうにも、難しい後味を、ここに残してしまったのだなと思っている。