/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

東京のまわりで

きょう、川崎で試合を見る、という予定だけが決まっている状態で、3連休を東京界隈で過ごすことにしていた。ちょうどAIR DOに片道飛べるだけのポイントがあったので、それをメインに旅程を組んだ。長い名前の大会の日程はそのあとに決まった。だから、土曜日の出立はいつもよりもちょっと遅めで、さらに東京に積雪ということで、そこからちょっと遅くなった。

正確には雪が積もったのは東京というよりも、その周辺、特に千葉のあたりであった。結局ちょっとだけ迷った挙げ句、きのうは羽田から東京駅を経て、ちょっとおおきい荷物を預けて、一路蘇我へ向かったのだが、京葉線が千葉県に入ったところで急に周りの景色が白っぽくなった。JFE体育館に向かうと、そこではサフィルヴァのこの日2試合目・アイシン精機戦が始まるところだった。アイシン精機刈谷に本拠を置くチーム(2年前、アイ・ディー・エフの試合を見に行ったものだった)で、昨シーズンは東部2位でグランドチャンピオン大会に進出した。ことしのプログラム(千葉会場では1部100円、傍らの缶の蓋にちゃりーんとお金を入れてお取りください方式で売られていた)を見るに、「2020年度Vリーグ参入に向けて」という言葉があって、おおーとのけぞるとか、いろいろ人の往来があるなあとか、感じるところは様々。

アイシンが2セットを先取し、しかし、その第3セット終盤からサフィルヴァの力がもりもり湧いてくる。フルセットに持ち込んでの逆転勝利。そこには、サフィルヴァが見るものを惹きつけていく要素がいっぱい詰まっていたように思う(ただ、それを感じてもなお、寒いは寒いだった、あの体育館)。サフィルヴァとアイシンで何組兄弟がいるのだろうとか、マリオとルイージの対戦モードだとか、いろいろあった。なあ。

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きょうだいハイタッチ。このきょうだいが同じコートにたったのたぶん初めて見た(大事なことなのでかくの3度め)

その後、千葉ゼルバ(こちらはきょねんのチャレンジ2東川以来)とフォーバルボンズの対戦を見た。千葉ゼルバはチャレンジ2メンバーから何人か抜けたが、リベロは、やっぱり、かのチーバくんユニフォームが似合いそうなひとだし(復活したらいいなあ)、いろいろみなさん健在だし、さらにほんとうに久しぶりに杉崎大和を見たしやっぱりサーブのときはシュワッチしていたし、ああ楽しかったでもやっぱり寒かった。

昨日の夜のうちに川崎へ移動し、今日は(あしたも)カルッツかわさきへ。JR川崎駅から市役所通りをひたすらまっすぐ進み、競馬場やら競輪場やら川崎球場(今富士通ネーミングライツなんだもーね)やらの方向。旧川崎市体育館が全面改装され、えらく明るいアリーナになった。V2が全4場各1試合×2ずつの開催の週、川崎でおこなわれるホームゲームがいかほどに、というところを掘り下げるべく、取材活動に勤しんでいる(あすだけというプランはあったが2日間になった)。きょうの試合に関しては「お察しください」「お察しじゃわからん」と、感情を持った個人としての自分が盛んに耳元で囁いている。その場で押し殺された、感情を持った個人としての自分が、帰り道に自分の中で大暴れした。だから、もう一度ギュッと奥底に埋めておくために、これを先に書いた。

難しい。難しいから面白いんだよね。感情を持った個人としての自分が、急に微笑んでみせてきた。ぎゃぅ。