「魅力」のことをじわじわと考えた。
ちゅーじこと中島敬介というバレーボール選手の、フランスでの2シーズン目終わりの試合について書かれていたエントリーをじっくり読んだら沁みてきた。名文なんだと思う。
これが僕の出したかった答えかな。僕には泥が良く似合う - ちゅーじ日記
文章にじわじわ引き込まれていって、一気に読んだのだけど、それからしばらくひとつのフレーズがアタマを離れなくて参った。
某Vリーグチーム関係者にお前のプレーには魅力がないといわれたこともあったし
これが僕の出したかった答えかな。僕には泥が良く似合う - ちゅーじ日記
この選手のことを強烈に意識するに至ったのは3年前の全日本インカレ3位決定戦。PC版ブログのタイトル画像に出ているとおり、早稲田がベスト4に2年連続進出し、てれびに映る直前にアタマを強烈に丸めてきたのであった。→参考:私的元祖・泣ける3位決定戦 - /ja あやつる YmrDhalmel
当方はこの年の大会そのもののことをあまりきちんと憶えていない。前の週末に世界選手権を見に行ってそこで貰ってしまったのか、ご丁寧にも初日に合わせて風邪を引き、熱を出し、観戦予定がかなり流れた。だから、「2006年の早稲田」のせっかくのてれびは準決勝、3位決定戦ともに自宅観戦となってしまったのであった*1。
てれびで見たからなおさら、というのもあったのかもしれないが、ほんとうに印象に残ったのであった。
しかし、魅力があるとかないとかというのは、何に起因するものなのであろうか。チームを指揮するひとにも組み立てたい設計図があり、選手それぞれにもそれぞれの持ち味があって、更に言うとそれは選手自身のみが醸し出すものではなくて。
だから、バレーボールって難しいのだろうし、人によって個々の選手への感じ方が違ってしまう原因にもなるのだろう。
…でも、今、そのプレイを見ることが出来たら、見るものとしてどんな風に感じられるのかな…というのはとても興味が沸くところなのである。あれから2シーズンを経た今。
#縁とか巡り合わせとか運命とか*2別の方向で思うところはソレはソレであるんだけどね。冒頭で紹介したエントリーにある「笑って終えることが出来ました」というフレーズにも、3位決定戦のてれびが重なる所があったりしたし。まずは、このシーズン、おつかれさまでした…
紹介かたがた2006年の早稲田総集編動画をはってみる↓