/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

あしたのために(ちょっと足した)

もちろんバレーボールに関わるそれぞれのひとたちにそれぞれの人生がある。みんな同じ方向に向くというのは、実チームという枠組みを以て初めて成り立つことであり、チームが続かない*1となった以上、そこに希望を見出すのは難しい。
カイシャは「社員として残ることもやぶさかではない」としている。「カイシャの」バレーボール部が活動をしないということだ。
もちろんその先はそれぞれが決める道でしかないのだ。

「社業に専念(して、トップレベルでのプレーは続けない)」か「別のチームへ移籍してプレーする」か。その二者択一に収まらない選択をする選手がでてくるような気がする。なんとなくだけど。

第一報が駆けめぐり、それを機に観ている者の中でいろいろな動きが起こった頃から、ちゃんと文章に起こせないながらも考えていたことがあった。

  • これからは、今まで以上に、選手それぞれが、競技を続けていくためにどう在ればいいのかというのを考えていかないといけなくなるのだろうな
  • 考えることで、そこから築き上げることで、バレーボールを活かしていくことが出来るのか
  • バレーボールが企業や運営母体のお荷物にならないためにはどうすればいいのか
  • 世にスポーツマネジメントというけれど、その考え方や手法を学ぶことによって、何か役に立てるのか

バレーボールをこれからも極めていきたい、そしてそれを楽しんでいきたい人たちが、その立場を越えて高めあえるような仕組み…そこに持って行けないか。選手も考える、ファンも武装する、目指すところは一緒じゃないか…と、ちょっと不遜なことを、当時寝不足のアタマで連日考えていたのであった。ちいさな勉強会を開くにはどうすればよいのかなどを考えた。チキンなので考えるだけで精一杯なのだけれどね(で、勢いでTUVにメールを送ったりはしたが、実は)。
#2年前細谷さんの講演会にいったときに、そこに集結されていた「学ぶラガーマン」(複数チームの複数選手!シゴトとプレーの傍ら、大学院でスポーツマネジメントを学ぶ方がいらっしゃっていた)の熱さにいっぱい出会って、それからアタマに残っていたことではある。

とはいえ、バレーボールが「選ばれなかった」、そして「選ばれる希望をなかなか持てない」コトへのショック…これは、ことさらNECのファンだというわけではない自分にもずしんと堪えたのである。
そこからどうアゲていけるか。
黒鷲が終わって、リーグが終わってからも、何かを考え続けられるか…

今自分の視線の先にあるバレーボールをつくっている選手たちが、これから如何にしてハネを広げていけるのか、そのために、何が必要なのか…あしたのことを。徐々に。

考えるためのヒント

もういっちょ

手前味噌だが。いつか書いたような気がしていたのだが、こんなに最近だったっけかと。

ギャラリーって書いたのは、どうも観る側も一緒に意識しておいたほうがよさげだからで。泣いたりうろたえたりするばかりではなく、何をどう考えていけばいいのか、ってのを。

*1:全体移籍を模索という報道もあるが