/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

たいせつなものになるために

どまんなか剛速球を顔面に喰らったような気分だ。
http://senda1.tsukuba.ch/e33282.html
このたびは、前にもちょっと書いたが、あまり「協会」だの「機構」だの…という「しくみ」そのもののことをクチにしないようにしようと心に決めていたところなのだが、「バレーボール」といえば、「時折ジャニーズと一緒にテレビに出てくる全日本の選手」としかリンクしないようなこの世の中じゃポイズン…ってのは、やっぱりいろいろ考えていくと、あるんだろうと思う。
Vリーグのなかには、跳びやそのセンスは恐ろしいけど身長は180cmくらいで、全日本に呼ばれることは到底望むことが難しそうな選手に見事なまでに光を当てて、選手本人とチームを応援する者とソレを取り巻く者、それぞれを盛り上げたチームが確かにある*1が、それと同じようなことが、全国単位でおっぴろがっていくような状態にならないと…って、まぁ、それを「ニワトリかタマゴか」というのだろうけれど…、結局なんかずーっとずっと「言ってるだけ」になっちゃうんだろうなぁ。
カネの取れるプレーをする選手、見ることに価値がある選手って、いない訳ではなくて、ちょっとだけ、見せる側や伝える側がヘタなだけなのかもしれないのだ。うーむ。
偶然見つけたブログの、たとえばhttp://www.plus-blog.sportsnavi.com/volley20090401/article/14を拝見し、3年くらい前だったら当方も顔真っ赤にして同意していたのかもしれないなと思った(今はなくなってしまったけれども、某ブログとけっこうやりとりをしていたなぁ、この類のことで)。最近はそう簡単に同意できず、なんか1回深呼吸してそのまま…になっちゃっているのは、何かが自分の中で変わってしまっているからなのかなぁ…

国内リーグの盛り上がりって、決して国を代表する選手だけで成り立つものではない、というのは、日々思う。まず「ソレ」を醸成するためにはどうすればいいのだろう。ほんとに、おおくのひとにとって「かけがえのない」存在になるためには…

なぜか、ちっちゃい選手がそんな舞台で縦横無尽に飛び回る姿を妄想しながら、ふと目を閉じてみる。

*1:そりゃ…まだキズは完全には癒えていない。本人にもあるのかもしれないしないのかもしれないしわからない。けれど新しいシーズンの息吹は確実にあったのだよ、3部の会場に