/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

動きというのは一気に起こるものである。

いろいろ待っていたんだが、一気に来たわけである。気持ちいいくらい一気に来たわけである。此処に長文をものしたい気持ちになったが、なんだかそういうときほど文章って書けないものだというのを痛感している。

きょうかいた。実は出口さんも久々の登場なのである。

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今月は飛ばずしていっぱいバレーボールが見られるのである。だがしかし、飛行機には一度乗ることになるようだ。

まずは6クラブカップが明日から旭川で開幕。久しぶり(2013苫小牧以来)の北海道開催である。諸事情により現地には泊まらない方針になりそうだが、暦と体力の許す範囲で見にいきたいと思っているところである。そして翌週も旭川。国体予選以来、俄にたのしみが増してきているのである。ようやく国体予選に出ていたけど発表されてねぇだった選手の公示もされた。国体予選の余韻も少しずつ書き記していきたいなと思っているのだが、まだまだ追いついていない。ぼちぼち。

そして、ぶいしあたーの翌週はいよいよ留萌だ(なんか行く方向がずっと似ているような気がするのは気のせい)。さんがいあー、るもいー(記念写真の合い言葉)でおなじみの、サンガイアにとっては6回目の留萌である。発表された詳細スケジュールは昨年のそれとなんとなく似ているのだが、お天気だけは出来ることなら似ないで欲しい。

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ああ、そうか、大学の時ぶりだ!(2018留萌より)

留萌には勿論サンガイアがいて、学生選抜やヴォレアスやサフィルヴァがやってきて、まるでわたしにとってはこれが夏フェスのごとしである。言葉を選びなさい。

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るもいでのるいーじさん。しりとりの貴重なル枠に(

詳細がわかりそうでわからないけど楽しみにしている別件については稿を改める。そろそろ眠いような目が冴えるような。

2019国体北海道予選@岩見沢

今年は岩見沢開催だった。会場は岩教だった。開会式には間に合わなかったので、かいちょーの挨拶は聴けなかった。ことしも男女とも2チームずつの一騎打ちであった。男子が終わったところで失礼したのだが、女子もフルセットだったそうで。

結局男女とも学生選抜がフルセット勝ちで国体代表となった模様である。

この地の国体予選について、わたしが個人として思うところは以前書いたところとあまり変わらないので繰り返さない(下記は5年前のテクスト)。

dhalmel.hatenadiary.jp

男子の代表決定戦、北海道学生選抜-サフィルヴァ北海道は非常に見応えのある好ゲームであった。ただし、サフィルヴァに関してはちょうどそろそろV公式にチームプロフィールが出る頃で、恐らく今のところそこのひととは公表されてねぇひとが散見されたので、今ここに書いたり写真を挙げたりすることは控えておく(ただわしの書きっぷりで何となく伝わったらいいなあとは思う)。ここで見るのは初めてではない選手について、え、そういう選手だったんだー、的な、新たな発見はいっぱいあって、試合が進むにつれてわくわくしていったということだけはちゃんと書き留めておこうと思っている。

北海道学生選抜、国体仕様なので12人編成なのだが、そりゃそーなのだが、ユニフォームを着ずに帯同している選手が数名いて、それはひょっとして五学連?五学連なの??とどきどきしている事案があった。ことしはなにかと難しい年なのかもしれないが、個々が出せるものを出して本国体も行けるところまで、ということを密やかに願う。なんというかことしのミドル勢つよい。なんかつよい。

北海道学生選抜 3-2 サフィルヴァ北海道

25-20 26-24 25-27 15-25 15-13

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北海道学生選抜メンバー(国体仕様)

監督 春間好実(東海大学札幌校舎監督)

選手

  1. (主将)阿部誠樹 (東海札幌4)OH
  2. 横山滉太(北翔4)S
  3. 髙尾凌(北翔4)レ*1
  4. 藤村稜(東海札幌4)L
  5. 澤下寛人(東海札幌4)S
  6. 栗原凌(北海学園3)OH
  7. 田辺慧多(東海札幌3)MB
  8. 小泉響輝(北翔3)MB
  9. 柿崎充(札大2)OP
  10. 亀田祥之(北翔2)OH
  11. 丹羽瑞紀(東海札幌2)MB
  12. 工藤泰我(東海札幌1)OH

(リーグ見てたらああこういう編成になるのかなという編成であるような気もそうじゃない気もする。コジンノカンソウデス。

*1:国体はリベロひとりなのである

ヴォレアス3度目のV-THEATERは、あたらしいチームのお披露目になった。

ヴォレアス北海道が発足して3回目の夏のイベント「V-THEATER」が、ことしも8月17-18日の日程で、旭川市・道北アークス大雪アリーナでおこなわれる。

2017年は旭川市総合体育館で香港のDRAGON TEAMを迎えヴォレアス北海道というチームのお披露目をおこない、

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2018年はV1カテゴリの豊田合成トレフェルサ(この名前もあと4日か。間もなくウルフドックス名古屋へ名称変更)を招待し、ひとまわり大きい大雪アリーナにその場を移して開催された。

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ことしは韓国Vリーグから水原KEPCOビッグストーム(ビッグなストームではないらしい。綴りはVIX TORM)を招いて開催される予定であった。韓国Vリーグは7チームによるプロリーグで、2018-19シーズンは7位だった模様。チームのある水原市旭川市姉妹都市であるなどの縁で実現…と思いきや。

大会開催直前の7月24日に水原KEPCOビッグストームから「チームの日程が変更になったため試合に参加できない」という連絡があったと報道された。ヴォレアスも25日に、大会開催内容については29日(月)に発表する旨発信していた。

ここのところの日韓の情勢を受け、少し前に旭川市での姉妹都市30周年記念式典に水原市が参加出来なくなって式典が中止になるという報道があった。うーむと思っていたが、である。チームは前向きに旭川へ向けての調整を始めていたということではあり、日頃見慣れぬ隣のVリーグからどんなチームがやってくるのか気に懸かるところではあったのだが(外国人選手が行き来する場所ではあるなあと見聞きはしているし)。

お盆期間というタイトな状況のなか、どういう可能性があるだろうかと思っていた。試合が試合として開催されない危機も在る中、27日(土)に対戦相手がサフィルヴァ北海道に決まった、という発表が為された。

 

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今季からV LEAGUE DIVISION3(V3)に参戦するサフィルヴァ北海道

いろいろな思惑はそこに在るのだろうが、これはサフィルヴァにとっても興味深い話ではあり、ついつい、札幌からどうやって怪しい経路をつかって旭川に入ったものかと妙なことを考えてしまっているのである。まぁコレにはかなわんだろうが。

V3参戦を前に、スポットライトの当たる場所にサフィルヴァがやってくるのだなあと。なんだか主語があっちこっちいくみたいになってるが、8月18日が、北海道のバレーボールに新しい一歩が刻まれる日になるかもしれないということを思っているのである。

カメラとか絵筆とかを持つ手の主について

いろいろなきんちょーかんが溜まる週だったのと、それが今週の中では一旦落ち着いたところだったということで、本日は少々早めに仕事を切り上げさせていただいた。あとあとになって、ああこれはプレミアムフライデーと誰かが呼びたかったモノにすっかり躍った形になっちゃったんだなと気がついたが時既に遅し。だからといって、特に何があったわけではなかったはずだ。

まずは、珍しく(初めてか?)、見たいと思った個展が、今開かれていることを識って、そこに向かおうと思っていたのを、仕事を終えてシゴトバを出てから思い出した(本末転倒)。後から識るのだが、わたしが行こうとしていたのは、同じ方が、以前同じタイトルで別の場所でおこなっていた個展で、平日昼間以外にはいけない会場でやっていて、確か東日本インカレのさなかにどこかでハシゴのついでに見たいと思っていたのにタイミングを逸したやつだった。フォローしている方のついったーで「現在開催中」であることを識ったのだが、そのときの感覚でいたので平日昼間をどうにかと思って、よくよく会場を確認したら、会場を確認していた場所の階上であったことに気がついて、しかも土日でも見られたことに気がついて刷り込まれた記憶の恐ろしさを思い知るなどした。見たいなあと思った直感を遥かに上回る勢いで、見た絵(テキストも)ががしがしと響いてきて、ほんと、シンプルに「すきだ!」という感想しか出てこなかった。ちょうどその場にいらした作者ご本人に「だいすきです」と告白するみたいに伝えてしまったら、ご本人もわしも頬を赤らめるという結果に至ったわけであった(そりゃそうですね)。会期はあと2日あるので、絵そのものをというのはハードルが高いにせよ、もういちどぐるりと拝見したうえで、物販で扱っていた絵葉書を買おうかなと思った次第である。絵自体がすごく繊細かつ饒舌で、くすりとかほろりとかするのだ。「わしが好きそうだなあ」とご覧になったら思うかもしれない感じだ。

伺ったのはこちら。28日(日)まで。

こちらをあとにしてから通り道*1で多少のビールクズを経て(?)札駅方面へ。久しぶりに紀伊國屋に行って、不意に、暫く捜していた本と最近読みたいなと思って捜していた本を見つけて両方とも買って大荷物をこしらえていた。

新刊だ出るぞ出るぞの頃から気になっていたけど出会えなかった本にやっと出会えて。

gihyo.jp

カメラを構える本人の根っこというか本質をえぐられた感じがしててだ。何度となく読み返しては考えるきっかけになる本になりそうだ。いちまい写真を撮ったらそれについて必要以上に何回も何回も語りたくなる自分の営みにも、それなりに意味がついてきたらいいのかな、と思った。

(今更だが、表紙だったんだーそのしゃしん、と改めて。本文読んで泣きそうになったので、そろそろきょねんの旅の折に撮ったアレをプリントアウトして両親に渡そうと思い立った)。

ちょっと前に、しゃしんをいろいろ撮って揺さぶってくださる方が、ついったーで「どんな瞬間のしゃしんを撮ろうとしているか」ということを、しゃしんを撮る人にアンケートしていたところに遭遇したことがあった。自分が行ったところで何を撮ろうとしているかというのは、ほんと自分にも説明しきれないのだが、意識して撮ろうと思う瞬間はそれぞれにあるんだなと改めて感じ入った。

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それで何故思い出すしゃしんがこれなのよ(2017

そこからきょうは札幌えんかんぷれぜんつの「カゾクマン3」へ。実にたのしかった。

*1:なにせビアガーデン開催中である

冷やし中華をはじめたときのこと

ことしは夏の訪れが遅めだ。ことしの冷やし中華、まだ始めてなかった。そうめんを茹でて冷やしてごまだれでいただいたりはしたけれど。

例年いつ冷やし中華を始めたかを克明に記録しているわけではないのだが、3年前の記録は見つかったのでそれについて書いてみる。

www.instagram.com

あれは3年前だった(昨日気がついて驚いた)。

わたしは9人制の実業団選手権という大会を見に、松江に行っていた。島根県は初めてではなかったが*1、ここまで濃厚にその場所にいたことはなかったかなという記憶はある。前日は、鹿島体育館という、松江からちょっと距離のあるところに行っていたのだが(すぺしゃるさんくすとぅえぶりわん)、この日はメイン会場である松江市総合体育館に行っていて、試合と試合の合間に、青い屋根のローソンの傍にあるラーメン屋さんで冷やし中華をオーダーしたのだった。

どういうわけか冷やし中華TLになったきのうのついったーで不意に思い出したことである。冷やし中華を挟んで、わたしはその体育館で見たいチームの試合を3試合くらい見て、その次の日も見ていたんだなと思い起こす。

その頃わたしはとてもどでかい(当社比)原稿を抱えていて、その最終仕上げをしながら現地に赴いていた。その原稿を書かせてくださった方の単行本が出ていて、それを読みながら読んで欲しい方に薦めたりしていた。何よりも、その場所の前後で、いっぱい葛藤したり、必要以上に思い入れを注いだり、泣いたり叫んだりしていた。

冷やし中華というキーワードだけでそこまでアタマがグルグルするとか、世も末かもしれない。ただ、しょうがないので書いておくのだ。

ある人生とか進路とかそういうところで境目が在る場合に、そんなにそんなに「あのときはこうだった、今はこうだ(きりっ!)」みたいに色がツートンカラーにまとまるとは思えない、少なくとも自分はそうだった(だからみんながそうなんじゃないんだろうけどね)、ということを、残しておきたいだけだった。

3年経ったんだなと。絵の具の色を変化させるくらいの勢いで、そこにいろいろ漂っていることは、あるんだなと。

 

*1:初めて島根に行ったのは、玉造温泉に行った時だった。そのとき、中の人が鳥取と島根の区別をあまりできていなかったことは伏せておこう