/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

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久々にカピオに行って、ほんとうに久々のサンガイアを見たとき、その感想は「なんだか、何年か前の筑波(ここ漢字なのがポイント)を見てるような」感じがした。そのときの印象…にすぎないのだが、ベンチに控える選手の役回りがわりと似通っていて、スタートから出る選手のバックアップというよりは、試合のポイントポイントで試合自体に何かを加えていく立場にいる選手が多い、と。

つまり、ハナからコートにいる選手にとっての一試合の重みは大きく、どんな状況にあっても、ある一定の精度を保っていかなきゃならない、そういう集団になってるんだろうな。アップダウンの激しい試合ばかりを3つ見て、最初に抱いた感想にもそう狂いはなかったのかもしれないな…という考えに至っている。

去年までのチームを陰ひなたに支えていた筑波大学の4年生が、きょう卒業していった。そう聞いた。もともとサンガイアって、春と夏の人数がかなり違うチームであり、リーグが終わったら大会に出るのもかなりギリギリで…となる。学生が参画できる期間というのが、どうしても限られてきていたからだ。

…ということを鑑みると、ことしは、いつもの夏のようなあるいは、いつかの大学のような戦力状態で、冬から春までを戦ってきた、ということなんだ。

だからこそ、その、誰もベンチからはみ出さない人数の、そのひとりひとりが、際だって、研ぎ澄まされているように見える。

数字を14個、紙に書き出してみる。そして、その間に挟まった数字や、紙に書いた数字の間から、いろいろなことを想い、また思いだしてみる。

そのユニフォームは、その数字の数以上のどのくらいのパワーをそこに宿してきたのだろう。ぜんぶ受け止めて戦っていこうじゃないか。だから、もう少しだけ、みんな元気で、この先へ。

参考(?):https://twitter.com/dhalmel/status/434618759400005632