どんどん目の前の扉は閉まっていく。
今朝、寝起きで識ったニュースが、黒鷲中止だった。
昼になって、関東大学リーグの中止が発表された。当初、あと2週間くらいで開幕の予定だったところを、開始タイミングが遅れる(でも日程はまだよー)旨発表はあった。だがしかし。
関東でリーグが中止になるのは2011年春以来だという。このときの中止理由はほかならぬ東日本大震災であった。関東と東北以外は開催されていたと記憶している。
震災のおりと今回のとはいろいろ事情が違う。にているけれど大きく違うのは、あつまれないことと、全国規模、いや、世界規模で拡がっていることの一部であるということである。関東の判断と他の地域との判断とはリンクしないかもしれないし、関東がそう舵をとったのだから我らも、という状況が各地で起こるのかもしれない。それはよくわからない。よーいどんで(東|西)日本インカレからのスタートになるのかもしれない。それはよくわからない。今季たのしみな1年生がいっぱいいたなあと。新人賞争いは前にならうと秋にもつれ込むのかなとかも。
関東以外の各学連については、それぞれ検討されているところのようではある。北海道においてはいちばん早いパターンで5/9の開始という案があるが、現時点で、東日本インカレ以降にリーグ戦を開催する(その場合は選手権は中止)というのを含め、3パターン検討されているようだ。(→PDFfrom北海道学連)
目を引かれたのは、通常は「6チーム総当たり5試合+順位決定リーグ3試合」になっている北海道の1部リーグ戦が、この状況における案では5試合総当りで終わりになっていて、入れ替え戦も普通の(語弊がある)入れ替え戦で考えられているところである。関東が中止にせざるを得なかったのは、いつの間にかリーグ戦が12という大所帯になっていて、日程を「削る」ことが事実上できなかったからなのではないかと邪推している。理由がそこにあるのなら、できるところはできる時期が来たらできるようになっていてほしいなと、見る者は勝手に思っているのである。今、学校の施設が遣えず、集まれず、練習ができないチームが少なからずあることは、承知の上で*1、なお、そう思う。
*1:万全に練習が積めない状況でリーグがあっても、という声も、受け止めつつ