滑り込みで平成の桜を愛でた
ことしは、本州で桜が咲いて花見わっしょいという時期に、上京するタイミングがなかった。3月にV2リーグが終わってから、オールスターまでおとなしくしていたし、オールスターで行った界隈では桜が見られなかったし、札幌での桜はゴールデンウィークの頃なのが通例だし、ということで、平成の間に桜が見られるのか、怪しいなと思っていた。
28日にサンガイアのファン感謝祭でつくばに行った。帰りの飛行機の関係で、翌29日は昼頃までちょっと時間があった。筑波山に行く、までの時間はなかったので、つくばセンターで自転車を借りて、サドルをギリギリまで下げて(ここポイント)、軽く近場を自転車で回った。
今回のファン感には直接関係なかったが、ソラで自転車乗って辿り着けそうなところだからということで洞峰公園へ赴いた。ギリギリ足が届くママチャリで行くには手頃な距離感で、人の混み具合もそこそこだった。そして、そこには、まだ桜が咲いていた。
散って地面を染めていた子もそこそこいたが、これが、わたしがことし見た最初の桜になった。もうちょっと足を伸ばした先の気象庁のも、いい感じに咲いていたなあと、あとから空港に向かうバスで思ったが、そのときはそこまで気が回らなかった。されど、ええ桜であった。
駅の方へ戻るときに、サンガイアのイベントでも何度かおじゃましたし泊まったこともある、ホテルグランド東雲のホールの前に、見事な藤棚があって、いい感じに咲いていたのを見つけて、こちらもしゃしんを撮ってみた。みつばちがいっぱいいた。
昨日の夜札幌に戻って、朝起きたら天気が良かったので、こちらでもぼちぼち咲いているという桜を愛でに行こうと思った。何処に行ったものかと思って当初大通公園に降り立ったが、なんとなくフィーリングが微妙だったので、そのまま南の方へ足を向けることにした。まだ起きていない、昼間のすすきのを抜けて、中島公園へ。その界隈も近年、かなりホテルが増えたなあと。でも、ホテルって、年々取りにくくなってるんだよなあと、札幌ではホテルを取らない勢はひとりごつ。
中島公園でもじわじわ桜は咲きはじめていたが、まだ、もう一声!という感じだった。ただ、歩いている途中で入った北海道立文学館(同窓会筋から耳にして気に懸かっていた「よみがえれ!とこしえの加清純子-『阿寒に果つ』ヒロインの未完の青春-」の特別展を見た。この展示は5月31日まで。案内チラシのPDF)、そこから出たときに見たのがいちばんいい感じだったなと。
令和の桜も愛でたいのだが、あいにく明日から天気が崩れるとか崩れないとかで。これは、週末の北大かな。それもたのしみだな。などと。