/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

秋の最終日は、4年生のためのもの。

[2011年関東秋季男子1部最終日]
「秋リーグの最終日」とは「4年生が最後に集合して写真を撮る日」だ、という認識がずっとある。秋の最終日は、チームにいるすべての4年生にとって、等しくたいせつな日で、そのたいせつな日をちゃんと見届けようと、カメラを持つ者も手に汗を握るのである。
非常に記憶に新しいところでは、4年前、2009年秋季に関しては、終盤に新型インフルエンザが流行って1部のリーグが打ち切りとなり、最終日の記念撮影がなくなったのがとても切なかった。あれ、しろーさんのときどうだったろう、と思って、写真データを紐解いている間に急に思い出してどよよよよんとなった。一時期無かった時期もあったとは聞いたが、わたしが初めて関東で大学バレーを見たころから、関東ではそこそこに続いていることではある。実家の奥に所蔵されている、フィルムカメラ時代のアルバムを紐解いたら、さつだいじょしのかんとくさんとかとうかいさっぽろのかんとくさんとかが出てきそうな気がする。

さて。
去年初めて当地で「秋の最終日」を見た。閉会式が終わってから、通常本部が設置されているステージで、いろいろなチームが入れ替わりながら写真撮影をしていた。4年生の記念撮影があるのだろうかと構えていたら、ふと気がつくとどこからか4年生がまとまって戻ってくるのが見えた。あれれ。

よくよく考えたら、4年生まで続けるひとのほうが少ないのかもなぁ、とは思った。新チームに切り替わるところもあるしなぁ。

ただ、ことしは北海道でも、賑やかな4年生の記念撮影が見られるかもしれない、みたいだ。誠に勝手ながら、鞄に標準レンズを忍ばせ、この前のことは忘れたぞとばかりにフォーマットしたてのメモリカードを従え、わたしゃその場に駆けつけるとしよう。と、そう思っている。

この地でバレーを見ることの愉しさを全力で教えてくれたのが、恐らくことしの4年生、だから。