FF11:もう戻れない場所になった
このブログを始めてから、丸7年が経過していた。
最初に書いたのが、このエントリー。
なお、FF11のプレイ日記は、1年ちょい続けているところがあるので、
いろいろ考えた結果?! - /ja あやつる YmrDhalmel
本題はそちらになって、こっちは余禄かなぁと思ったり。
…などと書いていた。
最初の記事に貼ったスクリーンショットは、ガルカのTakamisakari。主に育てていたキャラクターは、背が2メートル超で、首の長いエルヴァーン。当時*1はバレーボールといちばん縁遠い時期だったがなんとなく方向性が透けて見えるキャラ選択だったような気がする。すきな*2サカつくの仮想選手の名前をもじって「Ymr」と名乗っていた。このブログの名前に微かに残っているこの3文字は、このキャラクター名ゆえである。dhalmel(だるめる)はFF11の仮想世界であるヴァナ・ディールにいるキリン型モンスター(ここでのプロフィール画像す)で、その一種として「Ymr Dhalmel降臨!」なんつーて、あの世界での持ちネタとしていたのである。
…とはいえ、FF11というのは、本気でやるととにかく時間を喰うゲームであるし、ひとりで出来ることは、それと割り切れなければ*3けっこう少ない。ひとりひとりがそれぞれ、どのくらいゲームに費やせるか、どういう時間軸でゲームに入れるかは異なるし、温度も異なる。レベルを上げたり、知り合った気の置けない仲間と遊んだり、ひとつひとつの行動と、現実の生活とのバランスを取りながら…という日々が、暫く続いた。何せ、いろいろと障壁も困難もあるけれど、ヴァナ・ディールというところにそれだけ魅力があった。
2004年、唐突に久々のバレーボール観戦*4をして以来、バレーボールを観戦する機会が増え、仕事が休みの日に長時間プレイ時間を確保することが難しくなった。以来、このブログは徐々にバレーボールブログになり、一方、ヴァナ・ディールに向かう時間は激減した。確か、現在メインで遣っているPCを購入した2006年には、まだ細々と続けていたのだが、その後、目に見えてログインする機会が減っていった。もともと課金をWebMoneyにしていたので、入金しないとその月は遊べない。月に何回遊べるか見当はつかないし、バージョンアップは山ほどあるだろうし、ログインしてからやらなきゃならなさそうなことはいっぱいありそうだし…と、「いつかまたログインしよう」と思っていたものの、なかなか実現せずに本日に至ってしまった。
FF11は複数サーバーにて運用されていて、ピーク時には30近くのサーバーが同時に稼働していた。当方が誘われたサーバーは、その中でも初期に稼働を開始したIfritだったのだが、昨日、このIfritサーバーは停止した。Ifritサーバーで遊んでいたプレイヤーは、本日からOdinサーバーへ移籍することとなるのだ。
つまり、もう、復帰しても、「Welcome to Ifrit」の文字を見ることは、なくなった。もっと時間が経って気が向いて、Odinサーバーで遊ぼうと思ったときに、既にOdinサーバーにいるプレイヤーと名前がかぶっていたら、もうこの名前では遊べない。
当方の最高レベルは、75上限が固定されていたときに到達した3つの75。最近、レベルの上限は90に達し、噂を聞くに、当方がプレイしていた時とはかなり状況が違うということらしい。復帰したら何が出来るのか、復帰してもそこにたたずむばかりになってしまうのか。いろいろ考えてしまった。
しかし、元気なひとは元気で、やっぱりそこにいるんだなぁ…と、ゆうべの動画をニコ動で眺めたら、当たり前のことかもしれないが、中にみんな人がいて、みんな人と人とが交わりあって、そして流れてきたときだったんだなぁということを思い出して目頭が熱くなったのだった。そういえば、おおきな事件や事故があったとき、中のひとの安否を心配し、ひょっこり現れた誰かにほっとした、ということは、二度や三度じゃなかったなぁ…と。
引退とか挨拶とかそういうことは一切ないまま、ヴァナ・ディールと縁が薄くなって久しい。内容とタイトルの距離はない方がいい、という、ブログの流儀的にはNoなのかもしれないが、こりゃ、ブログを続けていく限り、なんとなく変えられないタイトルになっちゃったなぁこれは…と思ったのであった。
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