/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

名前や呼び方など

きょうはほぼ1日家にいて、大相撲の千秋楽とVリーグ中継(女子@神戸グリーンアリーナ)を何回かチャンネル変えながら見ていた。
Vリーグは昨日開幕したプレミアの2試合目。JT-久光に東レ-岡山。それにしてもJTはノリノリだなぁ。

当方、女子バレーに関しては「TVで放映されて家にいれば見る」「会場で見られる状態であれば見る」くらい、どちらかといえばヘビーではない観戦者層である、と思っている。そういう者がにわかに女子の試合を見て、どうしても戸惑ってしまうのは「女子ではコートネームがかなり前面に出ている」点である。交代で出てきた選手の背中にコートネーム、場内の応援コールもコートネーム、でもTV実況ではそれに触れない、ということはよくある。実況とコートネームとは親和性が低いのだろうか。

いろいろと調べていくと「コートネーム」というのは、女子バレーだけではなく、女子バスケでも普通に使われているものであるようだ。コートネームはその選手のニックネームでもあるのだが、そのニュアンスだけでは説明しきれないだろう。

…というのはわかっているのだが、初めて見るチームで、いろんなことがコートネームだけで進行するのには、やっぱりついていけないものがある。帳票にコートネームが載るわけではないし、背番号の上に出ているのがコートネームで、それ以外の説明や場の状況と何らかのリンクが無いと、観る側がその選手を認識するのに時間がかかるんだよなぁ。

せめてテレビで見るときに、コートネームが背中にかかれている選手の場合はそれを紹介するなり、何らかのエピソードとして伝えるなり、というのがあれば、それはそれでいいのだけどなぁ…久々に見た山本愛の背中が「YU」だったことと、そういえば黒鷲で初めて見た久光の「SHURI」(当時18番・現在1番の石井)が誰でどんな選手か繋がったのは黒鷲から帰った後だったなぁとか、そんなことを思い出しつつ、ふと思った。

コートネームの話からちょっと脱線しすぎなのかもだが、バレーボールを見ていると、バレーボールを「やる」人の文化と、「見る」人の文化とが、どうにも上手くかみ合っていない部分があるのかなと思うことがある。何度となく話題にあがる「用語」の問題なども同じ。プレイの現場で必要とされるものと、観戦する際に必要とされるものが、上手く分化されていない。解説者はだいたい元プレイヤーだから、プレイヤーの言葉で話してしまう。観る者が目を肥やして、観る者のためのコトバを紡いでいかないといけないのかもしれないな…と、おぼろげに考える。

#男子でも、全日本/所属チームで「GOTTSU」というニックネーム?を背中にしょっている選手がいる。この選手の場合は、ほぼ本名を覚えてもらえていないほどこちらで有名になっている感はあるが、そのあたりどうなのだろう…