/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

「新春高」または「冬高」続き

前のエントリーの続き。話半分みたいになってしまったので仕切り直し。

冬の高校全国大会の開催時期いろいろ

Wikipediaの同項目を踏み台にいろいろ調べてみた。冬〜春開催は「選抜大会」のくくりであることが多いのだが、実は冬に行なわれている高校ラグビーはインターハイ(選手権大会)の一環で、選手権は3月@熊谷なんだなぁと。

パッと見た限りだが、多くの競技において選抜大会は「3月に開催される、旧1〜2年(新2〜3年)による大会」として行なわれている。季節競技は別として、現時点で年末年始等、3月に卒業する3年生が参加可能な形態で行なわれている全国大会は、バスケットボール、ラグビー、サッカー、ボウリング、駅伝…といったところである。数としてはこちらのほうが少ない。バレーボールは、前者から後者へ移行しようとしている、らしい。

バスケットボールのウィンターカップから見えるモノ?!

昨年、インカレ終了後そのままぼわーっと年末を迎えた。その中で、J SPORTSが初めてウィンターカップの完全中継を行なうというのを知り、ぼわーっとしたまま何試合かTV中継を見て、これは一度生で見てみたいと思った。幸い会場は便利な東京体育館なのだが、試合日によってはかなり長蛇の列が出来るという。→プロパガンダファクトリー:高校バスケ ウィンターカップ6日目 - livedoor Blog(ブログ)などを拝見すると…うへぁ。ちょうどシャカイジンの仕事納めのタイミングにもぴったりなわけで。
ウィンターカップはその名の通り冬開催なのだが、この大会が始まった頃からそうだったわけではない。そのあたりの経緯は「高校バスケットの“冬の選手権”、ウインターカップの魅力」その1 ~創造されるタイトルの価値 | ぶんきち日記 | スポーツナビ+に非常に詳しい。開催時期が動いたのは1988年。ウィンターカップ2008 歴代優勝校 : nikkansports.comにある表で、「1988年」が2回あるのは誤植ではない。まさにここで移行したのである。
上記エントリーから「3年生が出られるように」「所謂強化の穴を埋められるように」という、まさに今の春高がなんとかしようとしているのと同じテーマが見えてくるのだが、この先駆者においてもやはりメリットとデメリット相半ば、という部分があるようで。
たとえば、予選開催時期。全国の予選開催時期一覧なる資料を調べきれなかったのだが、断片的にあたった資料によると、早いところは夏開催もある、という。12月の大会への切符の行方が9月に決まるというのも。3年生の受験とか、私学大会とか、いろいろな日程の合間を縫って。それでも3年生抜きで戦うチームもあり
そりゃ、インターハイ後、次のチームで戦うまで半年以上間が開いてしまうというのは、あるカテゴリの「選手にとっての」リスクはあるのだろうが、チーム全体としてはそれぞれいろいろな進路を目指すメンバーの集まりでもあり…どこの何を落としどころにするか、なのだろうけれど、結局…
(シロートがぐぐりながら調べて書いているレベルなので、ツッコミや情報提供は全力でお待ちしています…)