/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

V・チャレンジリーグ10日目

さて。きょうはアタマから見るぞ。
見たぞ。徐々に加筆中。いつ仕上がるのでしょう。★Fはぎりぎりまでかかりそうだ←2/17ダービーまでうp。

川崎市体育館

つくばユナイテッドSun GAIA3-1東京トヨペット

25-18 17-25 25-8 25-18
T)1菊池 4小川 5石川 6大木 7岩田 19阿部 L13赤木
P)1伊藤 3馬場 5浅見 8西片 9田中 12橋本 L4中沢
首位になったつくばは、レギュラーラウンド残り2試合(ラストがFC東京)、ということで、この試合では「いろいろやろうぜ」モードに徐々にスイッチしていった。第2セットは大木と岩田を休ませ、セッターに#9塚崎、その対角に#21和井田を配した(第1セットにそれぞれ二枚替えで出ていたが、その時と少々ローテーションをずらしていた。第2セットは、大木がいたサイドに小川が入った)。このセットは「何があってもこの布陣で行く、行って何かを得る」ということだったのだろうか。レシーバーとして倉本が出場した以外はこのままでセットの最終まで進んだ。トヨペットは全員それぞれ何らかの見せ場をつくってこのセットを取った。つくばは、今後(リーグに限らず広い意味で)、それぞれの学業や業務や所属チームの事情*1により、主力選手を何らかの形で欠きながらの戦いはあるわけで、そのときに誰が出てもどんなチームでもそれなりのパフォーマンスを出せなければならないということは意識の中にないといけないんだろう…ということを、このセットを見ながらぼんやり考えた。
★F
岩田と大木を戻した(オポジットには引き続き和井田)第3セットは、逆に一方的なつくばのペース。トヨペットの選手に疲労の色が濃くなり、なんとなく動きが止まって見えることがあったのが気懸りだった。つくばはこのセットの途中から菊池→#8小橋口、小橋口は第4セットにそのまま出場した。ヒーローインタビューは、攻守にしっかりチームを支えた阿部。いよいよつぎの週末は、FC東京と。

FC東京3-2東京ヴェルディ

25-27 25-14 23-25 25-15 15-12
F)9伊東 10山岡 12阿部 14加賀 17橋場 18山本 L3福田誉
V)7渡邊 12奥田 14飯塚 24紺野 27溝口 28竹田 L2吉野
FC東京は、本日内定選手・#25杉崎大和が初のベンチ入り。個人的には、東洋大学(3部)の主将であった昨年春季リーグで、つくば・大木の所属する宇都宮大学と対決し、このふたりが打ち合った試合が記憶に新しい。ピンチサーバーとして、デビュー以来まだ結果を出し切れていない、内定選手ベンチ入り1号・#22福田裕三(背中はYUZO=東海大学)との併用…という感じになるのだろうかとか試合前にアタマを巡るものがあった。つーかYUZOでYOHEI*2ならYAMATOだろうJK。
V・チャレンジリーグ随一の注目カードで、お互いの(各チームも、「サポーター」も)キモチが最高潮にあり、お互いのチームが晴れている時も嵐の時も好試合が期待される「東京ダービー」。それでも、今回はそれぞれ敗戦翌日に迎えた一戦であり、殊にヴェルディは戦力がギリギリの状態で前日一方的に敗戦した(と聞いた)ので、ちょっと懸念はしていた。
その懸念をよそに、試合は第1セットからテンションの高い戦いが続く。ヴェルディは、このメンバーでは、おそらくこの大会ベストのパフォーマンスを出したのではないだろうかと思うほどであった。それで、互いに2セットを取り合い(なぜか主審から見て左側のチームばかり)、フルセットにもつれこんだのである。
ファイナルセットは、ワンサイド気味になった第4セットの勢いをよそに、序盤からヴェルディが食い下がる。膠着状態の4-4となった時点で、FC東京が早めに仕掛ける(この仕掛けの速さに、なぜか武大のファイナルセットを思い出した)。ピンチサーバー杉崎。




きょうのうちに「シュワッチ」(通称)と称されるようになった、サーブ時に印象に残った手の動き。このふしぎなモーションから繰り広げられる鋭いジャンプサーブはヴェルディの陣形を崩し、FC東京に勢いをもたらした。8-4とし、そのままコートチェンジ。
ここで流れを掴んだFC東京が、11点過ぎからのヴェルディの猛追をかわし、フルセットの死闘を制した。試合を通じて山本のブロックが決まっていて、チャントが発せられる回数も多かったのだが、アタマの中でなぜか「わたなべゆーぅじ、ゆーぅじー」という「混ぜるな危険」バージョンのがぐるぐる流れるに至った。この試合のヒーローインタビューも阿部(コチラを見て気がついた。本日はありがとうございました)。
ブギウギは伊東。なんとも粋なことをおっしゃっていたんだなぁ。「バレーボールを愛し愛されているひと」としての伊東、といえば、なぜか、どうしても、伝説のバレーボーラーを目の前にして熱く語っていた一昨年天皇杯ブロックラウンドを思い起こしてしまうのである(と、なぜか最近その名前での検索が多いので書いてみる)。そのブギウギ後のチャントで、何人その節がアタマをぐるぐるしたのだろう。「ヤーマートーー♪」

富士通2-3警視庁

24-26 14-25 25-20 25-22 13-15
F)1神山 2徳武 5今 6三芳 14岩井 15北沢 L17藤森
K)4福田 5平林 6松本 10岩知道 11下田 21幸田 L8石川
昨日優勝したような騒ぎの富士通。本日はホームに「宿敵・警視庁」(昨日のインタビューより)を迎えての対戦。
警視庁の真面目で骨太な応援と、富士通の自然発生的愉快な応援*3とが体育館を包み、互いの粘りも相まって非常に緊迫した試合の始まりであった。セット毎の所要時間がやたらと長かった。
警視庁が2セット連取したが富士通がタイに持ち込みフルセットへ。ファイナルセットは警視庁が序盤飛ばし、富士通はコートチェンジ前に2回のタイムアウトを使い果たした。その後怒濤の追い上げで同点まで持ち込むが、そこまでであった。ホーム連勝記録はストップ。

*1:たとえば黒鷲と関東3部はまた日程が被るでしょう、とか

*2:山本洋平

*3:世界の富士通/イケメン富士通/あとなんだっけ