夏の営みは続いています

五輪があろうとなかろうと、この時期の国内でのバレーボールまわりの営みといえば、「学生の出稽古」。大学チームがVプレミアやチャレンジのチームに赴き、集中的に練習試合を行なう（赴いたチーム同士での練習試合もあったり）時期にあたる。複数のチームを巡って強化にあてるチームも少なくない。
そこから見えてくるもの、見えてこないもの、秋に向けての何か…それぞれに課題を持つ。尤も、全日本やジュニアなどの選抜など（関東以外だと、5学連関連とかも…すか）で（あるいは負傷とか学業の事情とかも含めて）この時期にメンバーが揃わない大学も、ままある。

個人的には、その「現場」に居合わせたことはなかったのだが、土曜日、たまたま近くであること、キニナルチームの組み合わせであることなどから、午後深川へ赴いて練習試合を観ることとした。

FC東京に、国際武道大学。5セット行なわれた練習試合はFC東京が5-0。
武大徳永監督の檄が響く。響きまくる。ここから秋リーグへ向けて何が掴めたか。逆に東京サイドは接戦にもつれこむ戦局、幅広く起用されたメンバーが、それぞれどうアピールしたのか。引き続き起用されていた選手への期待度、そしてその先…

冷静に考えて、この秋のリーグではかなり厳しい戦いを強いられそうな武大が、この夏に蓄えられたものをどうその秋にぶつけていけるのか、ココロから手を叩いて足を鳴らしつつ見守っていきたいのである。

この週末、東レでは関西2チームを巡ってここに至った筑波大学と、逆につくばでの調整を経て三島へ向かったつくばユナイテッドSun GAIAが合宿をしていると聞く。こちらもキニナルが…