リソースの話
筑波、きょうは武大にストレート勝ちでほっと一安心。
昨日の試合中に負傷した鈴木ゆーじーの状態が気にかかったのだが、今日は出場して活躍していた模様。っつーか昨日も思っていたのだが、セッターとレシーバー以外でリザーブが不在なのは、筑波の非常に痛い現状である。
原因が少子化にあるのか、入試の難化にあるのか、バレーボール人口の減少にあるのか、そのあたりは定かではないのだが（あ、全部かも）、「野に埋もれた逸材」は、ほんとに見あたらなくなったのかなぁと思う。それを考えるたびに、頭の中を泳ぐのは現在東京さんの監督な方*1だったりする。今は、ちょっとでも引っかかりがあれば、有力な私立の学校が押さえたりするのかなぁ。
日体が状況に応じて超音波高松を注入投入したり、東海がMBに関して試行錯誤*2を繰り返したりしているところを見るに、試行錯誤をしようにもリソースが以下略、と思えてしまう我れらが掌をじっと見る、ということになってまう。早稲田もちょっと心配だったしギリギリにも見えるが、なんとか乗り切っているしなぁ。
地域リーグの頃は「リーグなどで出番の少ない大学生に経験を」なんてことが可能であった大学チームも、現在はそれいうところか、になってしまっている。来年以降のことを考えようにも、まずは新入生のめどが立っているのかどうなのか、からなんだろうなぁと思ってしまう。
尤も、選手はひとりひとりとても良くなっていると思うし、そのプレーに心を動かされる点は非常に大きくなってきている。1人でも抜けたら戦えなくなる現状で、それぞれがコンディションを維持して戦い続けていることに、涙さえちょちょぎれてくる。
