/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

「大学バレー」の矜持

勝戦、筑波は、おそらく当方がこれまで見た筑波の中で最高の出来であったのだと思うのだが、それでも東海にあと一歩及ばなかった。
序盤東海にがーーーーっと走られた(けど20点近くまで盛り返した)第3セットを抜けて、なお互いがひしめきあっていた第4セットを見ながら、お互いの選手たちがネットの向こうに向けてのみならず、ネットの外=つまり、日本のバレーボール…つー大きなものに対しても、何かしらのメッセージを発しながらプレーをしているような感じがした。そうすると、試合全体が何か大きなものに包まれているような気がしてきて、それが終わるのがとても怖くなったのだった。フルセットに突入してとことんやって欲しいと思っていた。結局それはかなわなかったが、この決勝戦が濃密な試合であったことには変わりなかった。

大学バレーを見てきて、そしてこの試合を見ていてよかったとしみじみ思っていた。

試合の間に頭を去来していたのは、偶然にも、「大学でバレーをやるのが、トップを目指す選手にとってどういう意味があるのか」という命題だった。こちらをみてはっとした。向こう側にも、同じようなことを考えつつこれを見ていた人がいたんだなぁと。
この試合では、東海筑波の共同作業により、この試合を見ていたひとたちに、大学バレーの持つ意味を伝えていたのではないかと思っていたのである。ともに進んだ考え方を持つ指導者を有し、モチベーションの高い部員の集団である(非常に今更!なのだが、よく拝見するこちらのブログで(確かここあたりの記事)見ていた内容を反芻しながら、きょうは東海を見ていたのだ…とはいえ、戦術論を語れないバレーネタブログですから此処はw、なのですが。
当方はVプレミアの現状には明るくないが、大学4年間が回り道とは思えないのは、その環境を思う故なのである。もうすぐ在学中にVプレミアに出ることもできるようになるでしょうしの〜