/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

世界に飛び出すこと、世界を体感すること

人によっては果敢な挑戦になり、人によっては我を通したことになり、人によっては貴重な人材の流出になるんだなぁ。
ほんと、同じ事象に分類されることでも、置かれた立場や状況や当事者のキャラクターによって、捕らえ方が変わっちゃうんだなぁ。
そう書いている自分自身も、たぶんダブスタどころじゃ済まないんだろうがの〜。

最近(バレーに限らず)思うのは、所謂『海外組』と融合させつつ日本のチームをつくっていくということが、どの団体競技でも困難を極めているんだなぁということである。サッカーですらそんな感じに見えるもんなぁ…。

Vリーグが「日本人選手を抱えて育てる」ところから脱却して、bj(現在のところ外国人枠無し)とまではいわんがセリエA参考。男女で規定は若干違う。女子のほうが外国人枠やや緩め)近くまで、それもアレだと言うのであればせめてコート上2人くらいの外国人枠になって、高さだのパワーだの緻密さだの、それぞれに魅力的なスタイルのバレーを見せていく場になるように発想を変えられたら一番いいのだとは思う。しかし、それは現状においては限りなく絵に書いた餅であり、夢想でしかない*1
そうすると、チャンスがあれば(あるいはチャンスを自らつくりだし)、人生のほかの部分でのリスクが少ないうちに海外のチームへ行き、そこから少しでも多くのものを吸収し、プレイヤーとしての幅を広げるというのが、現状一番羨ましい選手としてのキャリアの重ね方、なのだろうなぁ。
しかし、それは日本人として、日本の代表チームの一員としてプレーする上では、リスキーであることは否めない。たとえその挑戦が、おおきな意味をもつものであっても。

#正直、北京まわりが中途半端になりそうなので、その後のほうがピンと来る気もするのだが>木村沙織の場合

*1:だいいち、それで贔屓の選手の出番が減ってしまったらとか、そういう思いも伴うのだろうし、チームの運営にとっては、その運営方針を根本から考え直さなければならなくなるだろうし。Jリーグ草創期の如しですわな