逃げ場のない場所、関わりのない場所
明徳義塾の件で興味深いコラムを読んだ。
ニュースで学校の全景が映ってから気になっていたことなのだが。
ことにこの部分。
サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏はこう話す。「われわれのころは学校は街中にあって、つねに世間の目があった。しかし、最近の強豪校は町から遠く離れたところにグラウンドや合宿所を建てている。明徳義塾もそうで、どうしても社会との接触が少くなり、隔離されたような環境から隠ぺい体質が生まれるのでは…」。
目標というものがあって、それに関係ないものは極力排除して、ただそのためだけに邁進しやすい環境…というのは、一見効率がよさそうでも、逆に「アソビ」の部分が無いので怖いなぁと。
同じ立場の人間しかいないんだもんなぁ、そりゃなぁ…
学校にせよ、クラブにせよ、街とか外とかとのかかわりが何もないというのは何かが欠けているのかな、と、先日のドリームフォーラムの話の流れを思い出した次第。