中垣内祐一引退試合は6月20日。
奇しくもバレー界的には「男子はリセットして0、むしろマイナスからのスタート」気運、そんなときに見事なまでに符合するこの試合。
送るほうにも送られるほうにも相応のリスペクトを持って目を見開いて見てきたいのぉ、と思う次第。
なんか、ふとアタマに浮かんだ某大学OBがいて、そのフルネームをGoogleで煮込んだら、バレー入門書の著者として検索にばしばし引っかかってきたので驚いた。別の関東一部大学の付属校出身でありながら、その大学には進まず、研究・指導畑に入っていった由。
別の検索結果で出てきた論文のタイトルとか見ていてふと思い出した。全日本の強化絡みの部分には疎いのでその点はご容赦…なのだが。
現在のところ、トップチームと、バレーのなんらかを研究しているラインとは何らかの関連性はあるのだろうか。ということを、ふと思った。
ガイチは筑波を出て堺(当時は新日鉄)へ行ったわけだが、実はこれが筑波からかなぁり久々に実業団に進んだひとだったという記憶がある(東レ矢島監督はガイチと同い年だが、学年は2コ下)。筑波を出て多くのひとは教員になる。そして、何人かは大学院等に進んで、研究を続ける…という流れだった記憶がある(さきの全日本にはかなり筑波OB*1がいて、隔世の感とは思ったが、多くのほかの部員については、同じような状況なのだろうとは思う)。
大学バレーで活躍したひとの中には、その方面で活躍していくひとは少なくない、のである。
強化、研究、発掘、育成、それぞれの道はあるのだろうけど、それを繋ぐ線がなかったら、勿体ないんだろうなぁ…とは思う。
*1:小林、加藤、甲斐、山村