充電、なのかどうか
久しぶりに出かけない週末。身の回りでもバレーボールに関連する案件は無くて(さきほどすすきので酒の肴にしていただいたという噂は聞いたがはくしょん)、休んだりラクガキをしたりお肉を食べたりパスポートを取りに行ったりモバイルパソコンを物色したりしていた。なお、パスポートはンじゅーン年ぶりに取ったがいつ遣うことになるのかはよくわからない。まぁ全般的に決断力があるんだかないんだかよくわからない週末ではあった。
サンガイアは土曜日だけ試合のある週だった。カピオの日曜日に「連勝といふものをしてみたく」と選手や関係する方々が口を揃えていた。土曜日の対戦相手は、カピオの日曜日から連戦になるきんでんだったが、どちらのチームもいろいろ違った。サンガイアはついに満生が合流していきなりのスタメン、前週デビューした鈴木まさもスタートからという布陣。きんでんは内定選手の小林空が不在でそこになんと尾松。尾松といえば中大の頃からリリーフサーバーのスペシャリストで(この日もサーブ効果率は鬼のようだった)、たまに(たとえばいつだかの国体もだったっけ)スタートから出るとなるとあれっポジションどーこーになるのではあるが。MBに入っていた和治が後衛の際はリベロと代わらずというような運用もあったと聞くが。
ライスコで見ている限り非常に気を揉む展開ではあったのだが、この日のサンガイアからは「終盤のもどかしさ」を感じず、無事ストレートでの勝利と相成った。よい2並びの日だった。
本日2月2日。 pic.twitter.com/oBvcx6RWZ7
— でぐちきり (@dhalmel) February 2, 2019
(あっこの2並びの間には4シーズンの時が流れている)
今週は函館で高校の新人戦がおこなわれていて、また4強の顔ぶれが変わった。恵庭南が優勝した、ということだそうだ。
今週中に改めて書きたいと思うことはあるが、それは稿を改めるとする。こんどの週末は今月唯一の渡航ということになりそう。
2019年度東日本インカレ、7年ぶりの札幌開催
1月後半から2月にかけて、各地の学連では総会が開かれる。総会が開かれると、その後さまざまな情報が開示される。
東北学連で先の土日に総会が開かれ、それを受けて年間事業計画、役員改選などが公式サイトに開示された。→事業計画および役員改選について|東北大学バレーボール連盟公式サイト
この事業計画内で、かねてからお噂のあった東日本インカレの日程と開催地が公表されていた。
東日本インカレは6月26日(水)~30日(日)、開催地は札幌市(主管は北海道学連)
ということである。
7年ぶりの開催だひゃっほい。ここまで、2000(でしたっけ)→2006→2012と6年ごとの札幌開催だったが、今回は1年ズレた。
前回開催が6/27(水、開会式のみ)~7/1(日)だったので、ほぼ今回と同時期と見て良いだろう。会場は未発表だがここのところの通例とおなじように、北海きたえーるがメイン会場…になるのだったらいいなあ。2006年は浅井学園(現・北翔大学)の体育館、2012年は美香保体育館がサブ会場だったが、ことしはどうだろう。
2012年に書いたものを紐解くと、その頃はまだパンパシフィック(福岡でおこなわれる大会。日本はU23世代の代表が出場していたので大学の主力が何人か抜けていた)もあったし、東西インカレもまだ開催されていた(東日本終了後、7月に日体で)。その後入った選手を中心に大学バレーの集客が増して会場が人でごった返したというような時期もあり、この7年いろいろな変化があったのだろうと思うし、その7年の変化の中でわたしはすっかり「こちらのひと」になったんだなあという感慨はある。
ということで、あんまりいろいろなことがわからなくなった人なりに、この開催をたのしみにしたいし、たのしみたいと思っている。
まずは第一報。
あのときの袋とじの短冊について打ち明ける(までもない)
カピオから帰ってきて3日目の夜、まだまだぽえまー。たぶん。あまりにもぽえまーが過ぎすぎて、今とは真逆の天候の折まで思い出してしまったよ、だ。
inspired:
七夕だから、本来であれば、願うところは素直に目の前の短冊にぶちまければよいのだが、このときのわたしは、そうしてよいのかを、即座に判断できなかった。いくら願うところがあったとしても、正直にぶちまけてはいけないと思っていた。その願いの中心には、誰かいたんだけど、そして、その中心に在ったひとを、2ヶ月前に見たよというのがこのときのステータスで、まさか、そこから1年以上見られなくなるとは思いもよらなかった、んだけど。
まさか、まさかねぇ…
こちらからは以上です。必要以上にどきどきすると舌が足らなくなるので、こちらからは以上です。
あとは、無限増殖鶴マシンと化します(何
きょうのところはこのへんにしておいてみます。 pic.twitter.com/pMBHVKFjK8
— でぐちきり (@dhalmel) July 8, 2017
14年前の、5年前の、土曜日の、日曜日の、あるいは、あしたのサンガイア。
まだまだ言葉だけが空を切る状態なので、ほんとうに、こまめに、細切れに、思ったことを書いていって、それをつなぎ合わせたら、カピオの記録が出来るんじゃないかなというような、着地点を目指していこうかなと思っている。
(noteと同時投稿にする所存)
つくばカピオにはいろいろな玉手箱があって、ひっくり返すと足場がなくなる、ということについては、行く前からなんとなく察しがついていた。
そして、つくばにいるあいだに、いろんな玉手箱がオールスターで襲ってきた感があって、結局、サンガイアが無茶苦茶いとおしくなったまま帰ってきて現在に至る。なのである。
きょうは、14年前を思い出した局面と、5年前から今に繋がった局面について、断片的に書いてみる。
「たたかえ」
土曜日は第1試合開始ギリギリに到着した。第1試合は、ここまで全勝のトヨタ自動車と、何故か前季からいっぱい観戦ご縁のあるきんでんとの対戦。接戦が続く展開だった中から、きんでんがいっきに攻勢を掴み、場合によっては奇声も発しつつイケイケの展開になり、全勝のトヨタに土をつけた。サンガイアの面々は(ふえてたー)その試合を深いところまで見つつ、次の日の対策を検討しつつ、次の試合に向かう、という風情だった。
どうしようと思っていたら目の前にサンガイアの皆様がやってきて、気がついたらオープニングイベントという局面にさしかかった。
土曜日のオープニングイベントは、筑波大学管弦楽団とダンス部による演技、だった。ダンス部といえば、それこそカピオでおこなわれた東西インカレで、その演技を堪能する、ということがあったなぁと思い起こしていた。のだが…
なんとなーく、深く耳の奥に残っていたメロディーを奏でるストリングス。
そのメロディーは2005年の7月に、この場所で聴いた記憶のあるものだった。サンガイアが産声を上げることが発表された東西インカレのテーマ曲として、当時の筑波大学アカペラサークルがつくって歌った「闘え!」という曲だということと、冒頭の「たたかえー!」というところを思い出して、それで胸がいっぱいになったのだが、恐らくそれをわかっていて「そうだよねー」ってなるのが会場のどのくらいの割合の方だったかはよくわからなかった。いつだか、大分で試合を見ていて雪と帰りの心配をしていたのがたぶん自分だけだろうなと思っていたときよりは、比率は高いかもしれないが。
サンガイアはそこに産まれ、育ち、欠片を残しつつ繋がり、そして、ここにいるのだということを、しみじみ味わっていたのがこの時間だった。
「5年前と、(4年前と)今と」
サンガイアがカピオでホームゲームをおこなうのは、これが5シーズンぶりである。前回は2014年、関東に大雪が降った週末であった。今回、土曜日の試合が終わってから、カピオ界隈でも若干小雪が舞ったという。小雪が舞った、風情があった、くらいで終わってよかったと思っている。
土曜日のサンガイアは、これまでになかったんじゃないかと思うくらいにいろいろ仕掛けて、しかし及ばなかった。ただ、非常に見応えとたのしみを日曜日に繋ぐようなそんな試合展開だった。日曜日は、前日に非常に勢いのあったきんでんとの対戦だった。いろいろなことがあった中で、全員の力を結集させて、そして勝利を収めた。
ブイリーが贈呈されるヒーローインタビューに指名されたのは、急きょキャプテン代理代理をも務めた(試合終了のサインをしてた)奥村。5シーズン前のカピオを識る数少ないひとでもある。
インタビューで5年前のことを聞かれ「あのときは頼りになる先輩がいてついていったが今は上の人もいなくなり」的なことを…あれ?
ウィニングボールにサインを書いて客席に贈呈…はいつものパターンであったが、このボールは、あのとき=2015年1月11日=と同じように、都澤凡夫前理事長のもとへ、ということになった。その前までは、この時期、先生の誕生日が近いこともあって、たとえばケーキが登場したり、いろいろあったなあと(カピオじゃないときのほうが多かったけど)
もっともっと
カピオの斜め向かいには、サンガイアが事務所を構えているデイズタウン(ショッピングセンター)がある。今回わたしはそのちょっと先に宿を求め、日曜の朝は朝っぱらの散歩に精を出した(そのあと眠くなったのだが←)。デイズタウンにはサンガイアロゴの入った自動販売機があって、久しぶりに年会費130円を投入してなにか買った。デイズタウンには今回のホームゲームを示す幟が立っていて、ああそのおおきな駐車場で夏に盆踊りをしているんだなあサンガイアなどと物思いに耽ったりもした。
チームの日々は繋がっている。この時期に、ほんとうに久しぶりにカピオで試合がおこなわれ、そこでひっくり返されたいくつもの箱の中で泡にのまれそうになっているのが今の自分である。これからのサンガイアがだんだんチームとして成長を遂げていくのだろう(それを実感する頃にはシーズンが閉幕に向かってしまうという懸念はあれど)。
いろんなことがじわりと胸に去来した。もっともっと素敵なチームに。そんな祈りの場所にもなるのだ。カピオという場所は。
ありがとうカピオ
まだ言葉がちゃんとでてこないや。
ホームゲームでした。心の底からホームゲームでした。ありがとうございました。
いろいろなことが、もっともっと解決していくことを願っています。鶴増量(。・ω・。)