【覚え書き】レグの謎
「~だとばかり思っていた」ことが、実は誤解でした、という局面って、あるんだなあ。でも、ちょっとまだすっきりしないので、覚え書きとしてしたためておこうかな、というのが、このエントリの趣旨で、何をどうこう言いたいわけではないというのを、さきに記しておく。
きっかけは、ちょぃちょぃ拝読している、ヴォレアスGMのブログエントリの一節だった。
1st leg 開幕戦〜12月
2nd leg 1月
3rd leg 2月Vリーグの公式パンフレットでこうなってるのを
反重力|池田憲士郎(ヴォレアス北海道)オフィシャルブログ「挑戦」Powered by Ameba
最近知りました…
「1レグ」「2レグ」というようなときの「レグ」というのは、総当たりの周回数だとばかり思っていた。試合ごとにヴォレアス公式が発してくる告知ビジュアルで、リーグ再開のきょうの試合(近畿クラブ戦)を「1st.leg全8戦全勝 2nd.leg突入」と謳っている。そして、GMのブログには「leg」は3まであるとも書いている。それを見て「おや?」と思ったのであった。チャレンジ2に関しては、消化試合数がチームによってばらつきがある。ここまでの試合消化数の多いヴォレアス*1でも、きょうの試合が9試合目、ようやく一巡、という状況なのだ。なのに、既に2レグ開始なのである。そして…今季のV・チャレンジリーグ2男子は総当たり2回なのに3レグがあるの?と。
反射的にブログの書き手に問い合わせたところ「3legは、あるんです!」という回答をいただいた。その典拠となるのがプログラムに記載された日程表だという。諸事情によりわたくしはプログラムを入手していないのでわからない…と思いきや、リーグ戦の日程発表時にV公式から提示されたPDFに「LEG」の記述があるのを確認した。
www.vleague.or.jp
各PDFによると、男子各カテゴリの「LEG」は下記の通り区切られている。日程ヨコの括弧内数字は、各LEG終了時点での、所属チームの消化試合数。
プレミア(21試合/チーム)
- 2017/10/21~2017/11/12(7)
- 2017/11/18~2017/12/10(14)
- 2018/1/6~2018/1/28
チャレンジ1(21試合/チーム)
- 2017/11/4~2017/12/2(7)
- 2017/12/3~2018/1/21(13~14)
- 2018/1/28~2018/2/25
チャレンジ2(18試合/チーム)
- 2017/11/18~2017/12/10(6~8)*2
- 2018/1/7~2018/2/3(13~15)
- 2018/2/4~2018/2/25
プレミアは、開幕週(1戦目)と2レグ緒戦(8戦目)こそ土日に振り分けられていたが、第2週以降はすべて消化試合数が同じ状態で推移している。チャレンジ1は一度試合数が揃い、そのまま年内は推移したが、年明け初戦からズレ始め、リーグ終了までずっとズレ続けた状態で進む。チャレンジ2は、揃っていたのは最初の週だけだ(てへ)。各チームごとでは「きょうで一巡終了~。明日から二巡目」というような区切りを持てるのだろうが、リーグとしては揃わないままなので、いわば苦肉の策として、見る側が思い込んでいた「レグ」とは別の軸での「LEG」を定義したんじゃないだろうかという仮説を思いついてみた。
ちなみに、辞書によると、「レグ」とは
(スポーツ競技などにおける)一区間。
レグとは - 拡張子辞典 Weblio辞書
ということのようなので、機構がそれをLEGと呼ぶのであればLEGなのであろう。
ちなみにレグといわれるとまっさきに頭に浮かぶ選手がいたわけだが、わりと贔屓にしていたのだが、そう呼ばれていた由来はよく知らなかった。レグルスなのか!(要出典)