/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

春の高校バレー準決勝@東京体育館

アレ以来の東京体育館に行ってきた。本日は男女準決勝。女子2試合が終わってから男子2試合である。
春高開催時期が変わったことについては賛否両論あるが、少なくとも個人的には、この時期になったからこそ見に行けた、ってのはあったかもしれない。
実は春高に行ったのは2005年以来であった。2007年は何故か大阪で相撲を見ていたし、2007年以降4年はカピオでの最終週と重なっていたので後半にも行けなかったし。今日も今日とてチャレンジ開幕と重なってはいたのだが、最終日よりはまだ選択の余地はある。

前段のマルチコート時に見ていないので詳細は図りかねるのだが、今日見た印象の限りでは、東京体育館はやっぱり春高には狭い感がする。何しろ、今日でギリギリ収容しきってたか?という印象であったから。前に昼間っから代々木に行ったときも相当酔ったしなぁ*1…東京ドームででもやらないといかんともし難いのではないだろうかと思ってしまうくらい。

着いたのは昼すぎ。女子第2試合、東九州龍谷-鹿児島女子の第3セット中盤であった。まずは座るところを確保しようと思ったが、その当時は3階席が主審側しか開放されておらず、それゆえか主審と逆側は座れそうな席がない。そこで主審側の端っこに見つけた席で座って見ていた。そのうち東龍が勝って、応援席の部員さんが掲げた「努力は裏切らない」の幕がカレンダーの裏紙製であることに何となく親しみが沸き、それとともに「あ、春高って時期が動いたんだなぁ」としみじみ思ったわけだったのである。敗れたが鹿児島女子は印象につよく刻まれたチームだなぁ。
男子の準決勝もその席で引き続き見ようと思ってはいたのだが、第4試合(東亜-大村工)で、一帯すべてが東亜の応援席になると聞いたので、第3試合が始まる前に席を移動することにした。主審と逆側のブロックに戻ってなんとか席が確保できたのでそこで見ることとした。

鎮西 3-1 東洋

てれびはヤナギダー推しだったのかなぁ。実はてれびもあまりちゃんと見ていなかったことに気がつく。
予備知識ほとんどなしで試合を見始めたのだが、最初からぼちぼち気になっていって、あれ、すごい調子いいんじゃないのかな、と、本格的に気になっちゃったのが鎮西#4久木原。このひと含め、3年生は春からどこで見られるのだろうとキニナル向きは多い(もう一部で進路が明らかになっている選手も含めて)。東洋は、最初に見たときにブロックでの印象が強かったセッターの関田が1枚で止めたブロックの印象が強くあった。勿論柳田にも「いろいろ」唸った。
第3セットは開始早々に鎮西にイエローカードが出て、終盤に鎮西のターンはあったものの東洋が優位に進めた流れ。そこから展開が動くのかと思ったが、結局鎮西が乗り切った。鎮西のブロック、試合を通じて良かったなぁ。

東亜学園 3-2 大村工業

自席から見て向かって左、第1試合で鎮西が応援していた側に、東亜の応援団がぞくぞくと入っていった。第3試合前に席の移動について伺ったとき、東亜は1000人来る、と黄色い服の人(といっても鎮西の人ではなく警備の人)が仰っていた。鎮西-東洋の第3セット途中あたりから、通路に人が溢れてきた。
派手な展開の試合ではなかったとは思うが、それぞれのプレイと試合展開に徐々に惹かれていった。ひとつひとつちゃんと確認して、きちんとプレイに顕わして、チームを高めていく。そんな気概が両方から響いてきた。
もう一度画像で追って、試合そのものをちゃんと味わってみたいと思える試合だった(から、今フジテレビONEで録画を進めているところである)。

*1:人酔い