/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

TULIP 45th Memorial Tour "it remembers" @ニトリ文化ホール

何年(何年じゃきかない)ぶりかわからないくらい久しぶりに、現場にTULIPを見に行った。母の日だし母と一緒に行った。わたしがこのハコ(北海道厚生年金会館ネーミングライツでこの名前)でTULIPを見たのは、もう中学の頃のことで、それが何年前のことかは詮索してくれなくてもイイヨという感じなのだが、そのツアーのグッズ*1が実家にあるらしいことはほんのり確認した。TULIP自体は確か1989年あたりに解散ツアーで見て*2以来だった…かな。もうよくわからないや。

きょうは17時開演(日曜だからか)、2部構成で、1時間くらいで15分休憩が入るという、なんというかやさしいつくり。いきなりファーストアルバムの曲から始まるという直球なのか変化球なのかわからない感じの立ち上がりだったのだが、段々その場に引き込まれていった感はする。

メンバーが既に全員還暦回っていたとは恐れ入った。財津さん姫野さんというツートップ(?)と、わたしが聴き始めた頃に加入した宮城さん、その頃には一度脱退していた上田さん(初期メンバー)…という構成。

休憩明けの2部がはじまった頃に財津さんのMCでもあったけれども、やっぱりどうしてもその場にいないひとのことを思ってしまう。わたしがTULIPを見に行くと定点観測してしまっていた(?)安部さんの不在。それはずっと…の、不在。どうしても、どうにも、詮無いことなのだが、そこに目が行ってしまう。されど、一生懸命、埋めていこうとするちからは、ステージじゅうから伝わってきて、だからこそ、またこみ上げてしまうものはあった。考えてみれば、スタートが「もう笑わなくっちゃ」であった時点でもう目から液体がですね。

ライブで聴くのは久々(または初めて)の曲がそこそこあって、改めて噛みしめていったのだが、その中でも印象に残っているのは「Shooting Star」のイントロ進んでいくなかでどきどきどきどきと増幅されていって歌い出しでテンションが上がるところとか、「夢中さ君に*3」の強烈に観客を引きずり込む感とか、お子様が産まれたときにその名を冠したうたをうたった姫野さんにお孫さんが出来たらしいとか(そういう観点でらぶりーえみりーうらららららら♪を聴くとまたひときわくるものがある)そもそも夜更かしのきっかけになったラジオを思い起こさせる財津さんの軽妙なMCとか。

まだ書き切れないけれども、帰宅して、久々に、やっぱり、アルバムを紐解いている。

追記

こんなん書いてたんですね。ばいばいばいわたしのあこがれ - /ja あやつる YmrDhalmel

*1:2222年ピクニックの折で、2222と書かれた

*2:その頃ギターだった若手ホープ高橋さんは既におそらのうえにいってしまった

*3:あの心の旅のC/Fだったんですな