/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

北海道大学リーグ・1部総当たり終了

風邪引いてますけど。咳出ますけど。なんか会場の中だけ平気みたいなんす(´・ω・`)けほ…
充電器のコンセントが抜けてるのを失念してまして充電不足だったモノで…本日の☆Fはほぼ第2試合(の白いところおんり)です。先にご了承をお願いしておいてみます。

男子1部

北海道教育大学旭川校 3-1 北海道教育大学岩見沢

19-25 25-19 25-19 26-24
A)10角田 1北村 3佐藤 6三船 12柴田 11品田 L7浦山
G)10木明 4浅井 5原田 2神園 3大賀 11鈴木
きょうは3試合全部フルセットになるかもな…と思いながら家を出た。早速この試合は両チームの攻防激しくがっぷり四つの展開。どちらかが集中して連続ブレイクで点差を広げたと思ったら、もう一方も連続ブレイクで応酬する。セーフティーリードってなーに…という状況ではあった。
第3セット、17-17から一気に抜け出した旭教に若干の勢いがあるかなと思わせた第4セットの立ち上がり、岩教は序盤一気に4点を先取した。その後もリードを保ち、広げ、一時20-13と大きく岩教が抜け出した。
フルセットになるのかと思った。
そこから、旭教がじわじわと追い上げる。
ちゃんとした記憶はないのだがそこから佐藤正志ショーになった。豊かなジャンプから硬軟織り交ぜて決めまくった。開幕時はセッターになってたんだよなぁ(キャプテン負傷以来アタッカーに戻った。ただ、そこからのセッター、#1北村が段々試合に慣れてきたか、いい雰囲気を醸し出してきているのだ)…「ただし!おまえはいいおとこ!!」なる声がギャラリー*1から響いた。一気に旭教が土壇場で23-23と同点に追いつく。セットポイントこそ先に岩教が取るが、そこから旭教は佐藤が連続して決めてマッチポイント。最後は三船のブロックで締めた。旭教が鮮やかにまくった。
フルセットのつもりで心の準備をしつつあった当方、急にチャンネル切り替えを余儀なくされたわけであり。

北海学園大学 3-1 旭川医科大学

25-12 25-21 26-28 25-13
H)7武田 2曽泉 10和田 1坂本 13鈴木(3Sのみ:8中村) 6土持 L9塩越
A)17霍田 5福島 9中島 6大平(4S途中-:8久司) 7加藤 2田中 L1河原
試合前の旭医のテンションの上がり方は半端ではなかった。もともと元気なチームではあるのだが、4強入りを決め、さらに前に進むぞという意気込みがじわじわ伝わってきた。いろいろ考えた末(考えたのか?)、いつも以上にがっちりと学園の応援に徹してしまおうということにした。いろんなことを考えられるテンションじゃなかった。
というわけでこの稿もそうなる。
第1セットは序盤旭医がサーブで学園を揺さぶりリードしたが、学園2-5から7連続得点で一気に主導権を握った。ブロックでしっかりワンタッチを取り、堅い守りから切り返す。その中でひときわ光を放っていたのが#1坂本主将だった。去年はどちらかというと脇でしっかりチームを支える選手、それこそ「バントをする人」という印象だったが、ことしはぐいぐいと前に出て引っ張ってくる。第1セットはその坂本のノータッチエースで学園先制。
うってかわって第2セットは中盤までどちらも譲らず、息詰まる接戦となる。見ているほうにも力が入った。15点過ぎから学園が鈴木のブロック、坂本のサーブポイントなどで抜け出す。ブロックってメモをつけていく上で「あれ『誰が』止めたの?」というのは気にかけているものなのだが、実はこのチームを見ていたら『誰が』はどっちでもよくなってきた…かもしれない。1枚でもない限り(いや1枚でも)。それだけ、チームとしてのブロックが変わってきたという感じがつよい。今リーグ初めて登場したリリーフサーバー#11菅崎も終盤いい仕事をしたりして、第2セットも学園が連取。
第3セットは旭医リードの状態で推移する。大平がブロックの上から打ち抜いてきたり、対角の霍田(つるた)が動きよく切れ込んで、巧みにブロックアウトを取ってきたり。学園も食い下がるがブレイクには至らない。ラリーは非常に長くなる傾向にあった。学園19-20からリリーフサーバーとして#12吉原登場。いきなりのサービスエースからはじまり、23-20まで一気にリードを広げ、更に24-21と先にマッチポイントに達した。
このまま終わったらよかったのに(あとで、いろいろなことにかかる)。
マッチポイントの学園にミスが連続して忽ちデュースに、その後攻防が続いたが、結局学園の速攻タイミングが合わず。忙しい第3セットが終わった。
そして第4セット。立ち上がりでアクシデントが起こった。旭医2-1のとき、大平がアタック着地時に足首を痛める。即、それまでリリーフサーバーで登場していた#8久司と交替。その後しばらくはサイドアウトの応酬が続いたが、7-6から学園が一気に9連続得点。その後も学園がリードを広げ、試合は一気に決したが、なんともいえない余韻が残ってしまった。

東海大学札幌校舎 3-0 札幌大学

25-19 27-25 26-24
T)20山本 15奥田 7笠原 9一刀 12森本 3河西 L6徳本
S)17大江 6小野寺 4松田 1出崎 7安藤 10トイード L9岩渕/8小山内
この時点で13時過ぎ。大抵リーグ期間中は昼食を食べそびれる。「弁当持っていったら良いじゃないか」とは思うし言われるのだが、場所とタイミングがなかなか難しい*2。とはいえ、かなりお腹がすいてしまったので、試合前に若干の腹ごしらえなどする。
正解だった。
試合は始まりから熱かった。この3連戦で初めて女子の試合が先に終わり、ギャラリーは男子側のサイドをぐるっと観戦者が囲んでいた。東海が抜け出すが、札大も引かない。気がつくとすっかり試合の中に引き込まれていた。
結果的にストレートでの決着だったのだが、ひとつひとつのセットが濃かった。圧巻は第2セットの後半、セットポイントは24-21で札大が取ったのだがそこからの東海の迫力が凄かった。もちろんブロックはついているし見ているところからは距離があるのだが、一打一打がノーブロックでこちらに迫ってくるような感じがした(それあぶないですからふつうに)。
あっそうだこれ去年は3番対決だったなぁとか思い出した。ひとりはそのまま3番だけど、もうひとりは1番になった。「3番も凄いけどあっちの1番も凄いよねー」。なんかことしの札大にはワクワクさせられるのだ。最終日、最終戦でもう一度。

1巡目順位

  1. 東海大学札幌校舎(5-0)
  2. 札幌大学(4-1)
  3. 北海学園大学(3-2)
  4. 旭川医科大学(2-3)←ここまで上位リーグ
  5. 北海道教育大学旭川校(1-4)
  6. 北海道教育大学岩見沢校(0-5)

*1:客席と書こうと思ったが席はなかった

*2:このリーグ、客席が無いところが多いし。初日におにぎりを持っていったのだが結局帰ってから家で食べてた