/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

なにゆえに

小一時間きたえーるに行ってきてみた。「スポトレキッズ」というプログラム。小学生を対象としたバレーボール教室がおこなわれていた。

北海道協会のサイトに「観覧自由」とかかれていたので、もろもろの朝の用事を済ませてから足を運んだ。体育館全体に広がる小学生バレーボーラーの中に、今回喚ばれたパナソニックの2選手のユニフォーム姿を見つけた。その後何回か集合がかかり、見本を見せて、それから体育館全体に広がって、また練習に入り。進行は工藤憲先生。こうやって小学生を引き付けていくのだなぁ…と深く沁み入りつつ見ていた。どちらかといえば(前半だったからか)パス、レシーブ周りのプログラムが多かったので、2選手のうちどちらかといえば永野てんてーにスポットが当たる場面が多かったかも。

と、とても愉しく意義深いプログラムを見ながらも、なんともいえない考えがアタマの中に溢れてきてしまったので、昼休みに入るところできたえーるを辞した。きたえーるでは7月中旬からビアガーデンが開催されていて(先日、半袖だと寒いある夜にちょと寄った)、開店前のビアガーデン会場がそのまま昼食会場として参加者に開放されていた。昼休み中にスイカ割りもやるっていってたなぁ。

溢れた、というくらいなので当然整理はできていないのだが、大きく分けて溢れたものを仕分けると下記3点になるんだろうなぁ。

  • 今オリンピックの期間中ゆえ、此処にいるおふたりは本来ここにいるはず(べき、つもり、あるいは…なんだろ)ではなかったんだろうになぁ。
  • 当地で小学生バレーって東日本のエキシビションでも見たのだけど、そのとき見たチームとけっこう重なるのかなぁと思ったりした。
  • そもそもなんで自分此処にいるんだろう場違い感半端ない

小学生がバレーをやりたいと思ったら(中学でも)、できる場所や機会はあまり多くないのだろうし、親御さんがコミットしていく必要性や機会やその他(もちろん予算的な意味も含めて)尋常じゃないのだろうし、結局そこいらへんが上手く循環している部分でしか循環していかないのかな…ということをぼんやり感じた。かつて、自分自身がその循環のかなり外にいるこどもであったし、チームの中で上手に立ち回っていけるとは思えないし…というようなことを考え出してもう。人間、自分の経験していないことを理解することってすごく難しいのだろう、オリンピックが始まって徒然に思うことなのだが、現場でバレー教室を見て、ますますその意を強くしたのであった。今自分が見ている選手たちは、カテゴリがどこであれ、幼い頃からの循環の中をちゃんと生きてきたひとなのだと思うと、そこでまずリスペクトと、リスペクトとは違う意味合いの何かが頭をもたげてきた。

前者については、今の段階ではあまり深入りしちゃいけないのだろうな、と思っている。全容がわからないながらも、全日本男子はWL出場のためにプレーオフにでなければならないということ、その日程が遠からずあるということは伝わってきてて、しかし新体制というものがあるのかどうかもよくわからなくて、きっと何もかも直前にならないとわからなくて…なのだろうな、と。

なんかそのあたりを考え始めたら、頭がぐっちゃぐちゃになって、雨の中ちょっと歩いて、ねんがんのひろしまふうおこのみやきをたべながら昼間っから麦色の何かを飲んで帰ってきただぁよ。それからちょっと寝て起きて、ほんのちょっとだけすっきりした、けど。けど。