/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

2011関東大学秋季リーグついに開幕!

関東では今年最初で最後のリーグ戦である。実は4部も気にかかる。60連勝で昇格しまくってきた平成国際大学がぶっちぎるか、はたまた連勝はストップするのか。平成国際なり東大なりのリソース経由で経過が追えるかななどと(都留開催が多いなぁ。ちなみに都留市民体育館と都留文科大学体育館はお隣同士)。

さて。本日は男子1-2部が開幕である(4部もっ)。女子1-2部は来週17日、男子3部は再来週24日に開幕。

1部@早稲田(14:00)※開会式13:20

本日明日は入場無料であるとのこと。入口で聞いて千円札を引っ込めようとして、そのまま目の前のプログラムに気がついた愉快なサザエさん。今年は落ち着いたトーンで4年生男女6人の写真が並んでいる。おそらく学連会長の直筆署名と思われるが、右下に映っている伊藤のところに「伊」という字が重なっている。

順天堂大学0-3筑波大学

18-25 20-25 20-25
J)23細中 36柳田 24佐野 21伏見 14竹浪 2伊藤 L18渡邊/39館石
Ts)20前田 1木原 2佐々木 17出耒田 11李 19久原 L7白石
思いの外…点差以上に厳しい差のついた試合になってしまった。
順大が東日本以来抜けがたいトンネルの中にいるような感はしている。それは天皇杯予選の時に感じた。何らかの修正がされた状況でリーグを迎えられたと思ったのだが、更に深いところに入り込んでしまったのではないかと感じてしまった。かような状況下でも佐野は安定していたなぁと思ったが。第2セット途中、その佐野を代えてまで#4小川を投入していたが、それでも立て直せず、第3セットはついに小川を伊藤に代えて、という、試合前には想像していなかった状況と相成った(今日は高橋主将不在で伊藤の胸にキャプテンマーク)。
ここからどうチームがかたちを為していくのか。そちら側で妙にドキドキしてしまって、筑波がどうであったかをあまりちゃんとかけなくなってしまった。筑波は東日本→東西とスタメンであった衛藤がベンチアウトで木原がスタートから出場していた。良くも悪くもなく、というか、普通に、というか、よくわからん、というか。
…まだ、リーグ戦は始まったばかりである。なんとも、気懸りではあるが。

日本体育大学3-1法政大学

29-27 21-25 25-15 25-16
隣のコートから遠目で見るのと、あまりにも場内が暑かったためその対策に奔走し、なかなか落ち着いて見られなかったが、好ゲームではあったのだろうと。

明治大学2-3慶應義塾大学

25-21 17-25 20-25 25-18 14-16
M)21新 10澤田 2松本 17鎌田 28有田 22大塚 L30中村
K)30丸谷 26野口 27稲田 19岡田 16間宮 23星谷 L15前田優
慶應のスタメンに驚いたが、その状況についてはここではなくどこかにちゃんと出るだろう(毎日こればっかりとはいかぬぞ)。双方それぞれのペースで進めたセットと、明治ペースからじわじわ追った慶應がついに接戦を制したファイナルセット。

専修大学0-3中央大学

22-25 20-25 20-25
C)5高橋 17早坂 13傳田 1千々木 3白岩 4岡村 L11山香
S)20山本 8端場 13孫 18長友 9杉本 15板宮 L12國弘
ユニフォームを着た状態でちゃんと俯瞰できていなかった専修を今日見ることが出来た。よくよく見ると、昨シーズンリベロに入っていた杉本がサイドアタッカーとして出場(リベロは國弘に)、1年生セッターの山本が上げたり打ったりして、長友がネットの外角から鋭角に切れ込む巧打を放ち、端場は力のほどよく乗った強打を打ち込んでいく。ブロックは時に的確に相手の攻撃をとらえる。
そして何といっても今年も専修の武器はサーブである。どこでも息がつけない。それぞれの特徴あるサーブが突き刺さった。
然してとても面白い試合展開となったが、この試合をストレートで切り抜けられたところが、中央にとっては大きかったのではないだろうか。誰がどう、というよりは、こちらはチームの力がもりもりと増幅していくことが全身で感じられた。第2セット、第3セットの終盤は、リリーフサーバーで出場した1年生の#24尾松が大活躍した。公式戦で見たのは初めてだったような気がする…

フルセットの明治-慶應とストレートの専修-中央がほぼ同時に終わり、第3試合は同時にスタートした。

国際武道大学3-0国士舘大学

25-23 25-20 25-7
K)18佐藤貴 33佐々木 19浜田 17井本 16上村 23長澤 L8安次富/6矢菅
B)1佐藤 37南康 5高志保 23三浦 22王 14奥中 L2古賀
両チームともほんとうによく拾う。「男子バレーはラリーが続かない」って美味しいの?という展開。国士舘は(確か東日本では違ったと思ったが)リベロ2人出入りしていた。
最初の2セットは均衡した展開で(それでも最後はちょっとだけ決め手に優る武大が連取したのだが)、第3セットは国士舘が序盤に3連続得点があったくらいで、何回かのサイドアウトを挟んで武大の連続得点が続いた。国士舘に徐々にミスが多くなり、どこへどうしたらよいかわからない…というじょうきょうになってしまったように見えた。15-7から、武大佐藤のサーブの際に、サーブポイントを含めて一気に9連続得点。24-7となったところで武大は佐藤を下げてリリーフサーバー#24清水を投入、その清水もサーブポイントをあげて一気に武大がセットを取った。25-7…一桁は、なんというか、頭に残ってしまうのだよなぁ…(25-8を見た時を思い出したりしていた)。

東海大学-早稲田大学

25-18 26-24 24-26 25-18
隣のコート側から俯瞰するに、第3セットまでは各セット各セット、20点近くまでがっぷり四つであった。第4セット(隣が終わったので途中から見られた)は東海がリードを広げたが、早稲田もよく粘った。

2部@亜細亜(13:00)※開会式12:20

亜細亜大学3-1東京農業大学

16-25 25-23 25-20 25-22

駒澤大学2-3宇都宮大学

25-20 25-20 18-25 23-25 11-15

東京学芸大学1-3日本大学

20-25 25-21 25-27 22-25

そして4部では平成国際大学が勝ち、61連勝と相成ったようである。