できることをできるようにやる

心に思っていることをまっすぐ伝えるのが苦手である。コミュニケーションの手段が会話である場合、6割くらいは伝えきれずに腹に溜めてお持ち帰りしてしまうのが常である。それは常でありわたくしにとっては宿命である。

…けどちょっとそんな自分が悔しかったので、その一端をここに書いておく。

欲しいと思うものが得られないもどかしさ、と自分は言った。確かに、欲しいと思う情報をすぐに得られないことについてのもどかしさは確かにある。しかし、それは自分の中に飼っておけばいい話だし、ないものはつくればいいのだ*1。知りたい人が多い、ということと、知りたい人が知ることが出来るために何かを起こすコストが出せるということは、必ずしも一致しない。どこかで誰かが動くには、それなりの対価が必要である。出せないけれどやらなきゃならんようなことは、サービス残業だったり、ボランティアだったりと呼ばれるものだ。残念なことであるが、今、自分が好きで見ているバレーボールは、そこまで、自分の身を助けることに繋がるものではない。

自分がこの年末年始にほんとに考えたのは、今見ているものが徐々に小さくなっていくことに対して、何か自分が出来ることはないだろうか、ということであった。自分が何かすることによって、見たい、愉しみたい、続けたいと思う場所に、ほんの少しでも役に立てたら、と考え始めていて、日々でかくなっていった。

でもなぁ…変えよう、でも変わろう、でもないんだよなぁ。結局、出来ることをやっていく、というのは、日々の積み重ねでしかないし、背伸びしたり立ち居地を変えたりすれば出来るようになることではないんだよなぁ。

なんか目の前がパーっと開けた感がある。いまさら気づいても遅いと言う方もあらぁが、人生に遅すぎなど無いわな。な？今は、昨日、伝えようとする場面が得られたことに感謝している。

*1:つくれてないけど