/ja あやつる YmrDhalmel

バレーボールを見た記録が多いです。主に北で、たまに南で。

「バレーボールとメディア」欄外

140字ベースの思考では収まらなさそうなので、ついったーから抜け出してきてみた。
related:バレーボールとメディア - Togetter

このテーマでは、これまでにも多く書きすぎて、そのたびに「まとまらねー」と書いているような気がする(→関連)。もうこの際だ、何度でもチャレンジする。

バレーボールを見ていると、その折々でいろいろな疑問を持つことがあるし、それについて何かを知りたいと思うことがある。女子の世界選手権は明日開幕するが、それに向けての全日本女子メンバーの発表に際しても、ついったーあたりでは各方面からいろいろな意見が飛び交っていた。上記のtogetterまとめの発端も、そのあたりだった。
所謂「仲間」の連帯は、競技を盛り上げていくうえでは大事なのだと思う。ただ、ひとつの視点からばかりで、大きな動きができているんじゃないのかな…というところを、どうしても懸念してしまう。

togetter上で、「取材申請が通らなかった」件について2件引いたが、実はこれらは氷山の一角であるとも聞く。媒体としては確かでも、国際大会ではかなり基準が厳しくて、なかなか申請が通らない、ということについては、このまとめでもピックアップさせていただいた(清水福澤というふたりの学生が、五輪代表に選ばれた際の学生スポーツ媒体が…?ということを考えるとちょと勿体ない気もするわけで)。
特に大きな国際大会においては「媒体ありき」になるというのはわからないでもない。いろいろな競技のオフィシャルページを見て、それぞれに同様の基準があるというのも読み取れる。では、なぜ、それだけ「統制」が取れている他の競技や大会において、「いろんな」話が読めるのか。
媒体があるからなのか、各々のジャーナリストがそうした「取材」機会に囚われず、広く知見を深め、別のアプローチで記事を起こしているからなのか、それとも…
例えば、自分がフォローしている中に何人かいらっしゃるフリーのサッカージャーナリストも、そういうことであれば同じような境地に立たされているのであろうが、では、なぜ、どういう手法で、いろいろな視点からのコンテンツを持ってこられる(しかも、有料のメルマガなどの媒体をつくって、それを発信できる)のだろうか、というようなことは、最近非常に気にかかるのである。

もっといろいろな角度から見たいし、読みたいし、感じたいのだが…そういうものは、どこに行けば手に入るのだろう。でも、今入れている人にそれを要望するのは、ちょっと違うような気がするんだよなぁ…*1。需要が無いから今のスタイル、なのかな…というのがアタマをよぎるのは…否定しようがない、かもしれないが…
勿論、それぞれの人や媒体に対しては、諸手を挙げてオールリスペクト〜、なわけではない。自分が見ているスタンスと異なることにより、苛立つことは多々ある。しかし、そのことが、じゃあその人や媒体を認めないしクルナと思ったりすることと一直線ではあるまい、とは思っている。ほんとにいろんなものを読みたいし、それを読み比べるところから見えてくるものはちゃんと感じたいのである。わたしが、各論でおーるおっけーと言い難いことにも手を出して、出来ることはしてみている、というのは、そういう理由においてである。あれから2年経ったんだなぁと今更思い出すなど。

togetterにおいて、そのtweetおよび記事を紹介させていただいた白髭隆幸の毎日がスポーツ三昧!:So-netブログのブログについては暫く拝読しているが、こちらのブログでバレーボールの取材パスについて触れられたのは、確かこれが初めてではなかったのではないかと記憶している。コメントで印象に残った内容を引用させていただき、この内容については全面的に賛同するという意思を表示しつつトラバを送る。

協会は、新しいファンの掘り起こしとか、考えていないでしょう。すべて発想が狭いです。なるべくたくさんの人に取材してもらい、少しでも多くの人の目にバレーボールを見てもらおう,興味をもってもらおうなんてスタンスではありません。

アイスホッケー関東大学リーグ戦Div.Ⅳ東京理科vs.千葉戦を取材。:白髭隆幸の毎日がスポーツ三昧!:So-netブログ

*1:多少は望むところがあるにしても