2010ゆめ半島千葉国体 バレーボール競技初日
明日か明後日も…と思っていたのだが、諸事情により行けなくなったので、観戦記録は本日のみ。→2010Kokutai|千葉国体 | Flickr
本日は、東金アリーナに成年男子6人制の1回戦を見に行った。今日敗れたチームはこれで試合終了…という試合でもある(明日以降登場するチームについては、1〜8位の順位がつけられる)。
会場に着くと、入口前に各売店が並んでいた。あの銚子電鉄の救世主?ぬれ煎餅も並んでいた。チーバくんグッズも多数。明日買えばいいかな〜、とスルーしたった(汗)
試合開始1時間以上前に着いたら休憩所に選手多数。ちょっと離れたところでラーメンをいただいてから会場に。
金曜日なので席に余裕があるのかなと思ったが、んなこたなかった。エンドラインに沿って両サイドにブロックが4つほどあるのだが、このうち各1つは出場チームの応援席、もうひとつは試合毎に入れ替わる地元小学生の応援席、残り2ブロックを、一般観覧者と他チームの関係者等でシェアするという風情である。割と席は埋まっていた。明日以降、もっと混んでいるかもしれない。
東金アリーナは2コート展開。もう1コートは女子の9人制であった。2試合行われたが、いずれも一方的な試合で、男子の第2試合が始まって間もなくすると試合が終わっていた。第2試合の宮城チームが東北福祉大だったので驚いた。ばりばりのAチームのようである。監督も伊知子さんだったし。
1回戦
静岡県3-0秋田県
25-21 25-18 25-23
A)5本国 6太田 9梶原 7安井 4間杉 10佐々木 L8高山
S)5長澤 6鈴木悠 1鈴木康 2小澤 3土屋貴 4伊藤 L11白石
秋田はVC秋田をメインとした秋田選抜。雄物川高校OBがほとんどで、年系列で見ようとした場合はこのページがわかりやすい。
一方の静岡は静岡選抜、大きな選手から小さな選手まで、ベテランから若手まで、東から西まで、その粋を揃える味わい深いチーム。実は鈴木さんが3人、土屋さんが2人*1いるが小澤さんはひとりである。伊藤様は何故か静岡教員所属ということになっている。セッター長澤は現在国士舘でも上げている。聖隷での同期にあたる筑波の白石がリベロ。
それはともかく。
選抜チームの可能性を感じた面白い試合だった。静岡が序盤リードし、中盤過ぎに秋田が追い上げるが届かず…という展開が多かったような気がする。それぞれがとても楽しそうにプレイしているのが印象的であった。見ているほうも楽しくなった。ホントに。
千葉県3-0香川県
25-22 25-22 25-20
K)1溝渕 4井部 7春田 9山本 10岡崎 2木村 L11淵崎
C)3伊藤 8阿部 9竹浪 13佐野 12細中 4渡辺 L6小川
第1試合が終わって、コートに出てきた千葉県チームのユニフォームを見て驚いた。…これはいつもの順大だ。あの校章が胸に無くって背中に「千葉」と書かれているが、背番号も微妙に違うが、あれは順大だ。しかも応援もいつもの順大だ(微妙に「千葉」と言い換えていたようにも見えたが)。試合が始まって見たらいつものツーセッターの順大だし、試合が終わって外に出たらいつものバスでやってきていた順大だったし。
なお、細中についてはプログラムに記載が無い。登録変更で山田とチェンジした模様。
一方の香川は、高松工芸高校OBをメインとした*2選抜チーム。選手の世代も様々で、合わせている時間は少ないのだろうが、その中でチームの魅力を前面に出していけるというのは、チームそのものに流れるものが一緒なのかな…という感があったりする。
じゅんd…というか千葉のメンバーチェンジをまともに見ることを、リーグでも出来なかったのだが、なんかセットの前半、中盤、後半でそれぞれ展開を作っていけるのは、さすが順大なんだろうなと思った次第である。1stサーブが廻ってくるところで竹浪→5高橋、1周半して元に戻し、その後阿部のところに11矢口*3。これがまた効いていた。ああ矢口のターンか詰んだか…みたいな印象に。
この試合、両サイドとも千葉の応援で、どアウェー状態だった香川だったが、実に見ていてたのしいバレーを展開していた。まだまだ見ていたかった。
(あ、またちっちゃいMBをええなぁとおもてもーた…MBとしてというのを超えて、このチームの核になっていた感があったなぁ。もう秋だけど春田春吉。