国体関東予選・成年男子6人制＠東金アリーナ
国体関東ブロック予選は本日と明日、千葉県内でおこなわれている。
本日は朝から成年男子6人制の会場である東金アリーナへ。ここは今年初頭にV・プレミアリーグの大会が行なわれた場所で、そのアクセスの凄まじさについては複数の方から太鼓判を押されていたところである。幸い、時間や座席の関係で千葉駅からの高速バスが使える状況にあったので、千葉駅近辺で軽くたべものを調達した上でこれに乗って行った。今日1日、とにかく（試合会場を含め）屋内は概ね寒いほど涼しい場所であり、外気との折り合いをつけるのに非常に苦心したものであった*1。
会場に着いたら即第1試合開始。
茨城県0-2神奈川県
18-25 21-25
I)9池澤 8赤木(2S:3上場) 11平野 4小橋口 2菊池 7小川 L5岩田
K)1神山 9平澤 19松野 14岩井 6三芳 15北沢 L17藤森
★F
駆けつけメモなので少々怪しい。茨城県はつくばユナイテッドSun GAIAのメンバーに国士舘大学の学生2名(9池澤＝S、11平野＝MB）を加えたチーム。神奈川県は富士通単独。
神奈川はこの後タフな試合を2試合こなすのだが、実は接戦になると思っていたこのカードがいちばんスムーズに運んだのではないかと思われる。茨城は「いろいろやろうぜ」の域を出ずにはいたが、リベロがスクランブルに代わる形態で、菊池や小橋口がバックから切れ込んできたり、小川が縦横無尽に飛び込んでくるのは面白かった。池澤も平野もこのチームでもうちょっと見たいなぁと思った。その機会や如何に…
千葉県2-0山梨県
25-14 25-17
謎のガタイの良い坊主のエースが気になった。後述。
東京都1-2栃木県
25-21 19-25 17-25
東)6山内 15三上(3S:17橋場) 8大庭 11高取 9伊東 18山本雄 L3福田誉
栃)2手塚(1S途中-:8武田) 6高木 5堀込 9大木 1鈴木(3S-:10生澤) 11村上 L3久田
東京はFC東京。栃木は宇都宮大学現役＋OB。宇大はライトに#13村上を得てから攻守の幅が広がったなぁと思っていたが、この傾向は栃木においても同様であった。尤も宇大の13は栃木の11であり、同じく10は栃木の9であり、7は8である。混乱。
一方、東京は中堅主体のメンバーであるが、この日が東京デビューとなったのが三上であった。
栃木は、そのパフォーマンスが綺麗に出せる版栃木、そういうときに限って上手く書けないのが栃木、という印象を受けた。昨年、埼玉ドリームチームを倒したとき以上のワクワク感があった。東京は飲み込まれてしまっていたが、だいじょぶか不安だ。しばしば見せられた山本→山岡、山内→加賀の2枚替えで、山岡のサーブが効いていたことは付記する。
千葉県2-0埼玉県
25-22 25-21
★F
大学生対決は気がつくと千葉県が主導権を握っていた。
神奈川県2-1栃木県
18-25 25-18 25-16
K)15北沢 1神山 9平澤 19松野(2S途中-:16呉屋) 14岩井 6三芳 L17藤森
T)11村上 6高木 5堀込 9大木 10生澤 8武田 L3久田
栃木の第1セットは、東京戦途中から登場した生澤のサーブなどで抜け出してのもの。しかし、第2セットから神奈川の巻き返しアリ。その後堅実に栃木を追い詰めていった神奈川が逃げ切った。
栃木は…国体で見てみたかったチーム、かもしれないなぁ。去年も同じことを思っていたような希ガスるが。
神奈川県2-1千葉県
22-25 25-20 25-17
K)15北沢 1神山 9平澤 16呉屋 14岩井 6三芳 L17藤森
C)2土屋 7高橋 9竹浪 5伊藤 3間瀬 1今村 L8樋渡
千葉県は実質順大の単独チーム。ある時はワンセッター、またある時はスリーセッター?!、縦横無尽。リーグ戦ではワンセッター切り替え時に出てくるイメージがあった今村が、竹浪からのトスで打つ場面もあったり。#6渡辺俊介が途中出場しては場をひとしきりかき回して千葉に勢いをつけて見たり、#4渡邉信久がほどよく強烈なアクセントになってみたり。剃髪のエースはおとなの階段を登っているのか少々おとなしめではあった。それはけっこう気にかかったが。
そして神奈川は心ニクイほどに神奈川であった。1セットを先取されたのは栃木戦と同様であったが、そこからの立て直しが早く、やはり準決勝と同じようにまとめて国体の出場権をゲットした。
来年は開催県としての出場となる千葉は、どんなチームを組んで来るのだろう。ことし出場したメンバーがある程度メインになるのだろうか。
*1:気管支系病み上がりとしては本気でマスク様々であった
